大腸菌を用いないDNA生産が可能に! DNA製造のコスト・日数を劇的に削減できます。
*実用化のパートナー企業募集中* 山口大学と山口県の蒲鉾製造装置メーカーが開発した「大容量PCR」は、現在主流の大腸菌培養によるDNA生産に代わり、通常の検査用PCR装置の数万倍以上の量のDNAを一度に短時間で生産することができます。 PCR合成によって、ワクチンには不必要な複製起点や薬剤耐性遺伝子を含まないDNA合成が可能です。また、PCR合成DNAは、酵素反応による純粋なDNAを合成しているため、精製過程をシンプルにすることができ、大腸菌プラスミドを粉砕して抽出する際に大腸菌成分が含まれることもありません。 【装置の構成】 ・大容量専用サーマルサイクラー ・大容量専用の反応液バッグ ・大容量専用の反応液(耐熱性ポリメラーゼ等)
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基本情報
現在主流の大腸菌培養によるDNA生産に代わり、クリーンなPCRで大量のDNAを短時間で生産できます。 【装置の構成】 ・大容量専用サーマルサイクラー ・大容量専用の反応液バッグ ・大容量専用の反応液(耐熱性ポリメラーゼ等) 【ブレークスルー技術】 ・PCRの大容量化には、大量(例えば200mL)の反応液を正確に温度サイクル制御する装置と、温度変化が緩慢でもPCR反応する反応液の2つの技術が必要です。 ・山口大学のバイオ研究者と地元の蒲鉾製造装置メーカーが長年に亘り協力して、PCR装置改良と反応液の調整でベストマッチを達成しました。 ・その結果、200mLの反応液で一度にPCR実施が可能となりました。 ・PCRにおいてコスト高となる反応液についても、大容量PCRに適した形で低価格な反応液を開発しました。 特願2017-034496「サーマルサイクラー」 特願2020-202035「核酸の増幅方法及びサーマルサイクラー」
価格帯
納期
用途/実績例
【適応分野】 ・DNA医薬製造 ・DNAワクチン製造 ・DNA試薬製造 ・DNAを含む製品の製造
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有限会社山口ティー・エル・オーは大学等技術移転促進法に基づき、文部科学省、経済産業省により承認されたTLOで、法人化前の平成11年11月に山口大学の教員50名の出資(資本金400万円)により設立された、リエゾン(人と人との橋渡し)一体型の技術移転組織です。 大学での研究成果を技術移転等の形で社会に還元します。 また、会員企業を募って発明情報などを優先的に開示し、これらを通して地域経済への発展にも貢献すべく活動しています。