食品用の紙容器に対してプラスチック製品のような耐水性と耐油性機能を!
脱プラスチックと注目されている食品容器パルプモールドへプラスチック製品に近い耐水性・耐油性を持たせるためのコーティングへのテスト&検証のためのプロトタイプの装置になります。 これまでの経験から上記コーティングに必要な機能と塗布方法のご提案が可能です。
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基本情報
【装置構成&基本仕様】 ●ディップコーティング ・昇降と傾斜の2軸: 昇降速度範囲:0.1mm/s~40mm/s 0.1mm/s可変 傾斜速度(角速度)範囲:0.1°/s~20°/sで動作可能 ※角速度は昇降の主軸側に依存します。 ※容器サイズ・形状・処理量により仕様変更となります。 ・塗料循環: 塗料の特性により撹拌タイプか循環ポンプオーバーフロータイプに分かれます。 ●ブローもしくは吸液パッド ・ブロー:傾斜処理でも防ぎきれない液ダマリやコーティング後に垂れる液をブローで飛ばします。 ・吸液パッド:液ダマリ部へ吸液パッドをあてて吸い取ります。 ●乾燥炉 ・熱風循環方式とIR(遠赤外線)方式の併用 ※温度は、塗料の条件により決めます。 上記3機構での連続処理となります。 弊社では、この3機構のプロト機の実績と前段階のテスト実績は御座います。 量産タイプの装置への展開を心よりお待ち致しております。 ※詳細などご興味が御座いましたらお気軽にお問合せ下さい。
価格情報
当該ページ内の装置はプロト機になります。 ※量産設備の価格帯は、お問合せ下さい。
価格帯
1000万円 ~ 5000万円
納期
用途/実績例
食品用パルプモールドへの耐水・耐油コート
詳細情報
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食品容器は、複雑で液ダマリしやすい形状が殆どです。 この複雑な形状に塗料が追従し液ダマリを起こさない角度で昇降させることが容器外観を綺麗に保つ秘訣になります。 弊社では、これまで複雑形状の基材を多数取り扱ってまいりました。 その経験から量産装置に於いても昇降中に任意な角度へ自在に触れる傾斜昇降の装置を製造しております。 傾斜昇降2軸の動作は、昇降軸側を主軸とし傾斜軸側は従軸となる同期運転が基本の動き方となり、昇降軸で設定された昇降距離と速度の時間内に、傾斜軸に設定された角度へ角速度を演算し移動する動作となります。
カタログ(17)
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企業情報
ディップコーティングと前後工程の洗浄並びに乾燥装置の専門メーカーです。 当社は長年にわたって業界で活躍してきた「プロ集団」で、これまでの経験と実績(さまざまな基材・形状・コート剤を扱い)をベースとした、実験機・プロト機の製造やテストコートから得られる貴重なノウハウ(液管理・空調管理etc.)を活かした実験装置、生産装置の製造・販売を行っております。 お客様に最適なコーティングシステムの提案を目指し 「実験機・テストコート・プロト機・生産(量産)装置」を 「洗浄・ディップコート・乾燥」工程までワンストップでご提供致します。 簡易な無償テストも行っておりますので、コーティングをご検討のお客様、現在お困りのお客様、こんなコーティングが出来ないかとお考えのお客様、試しに塗布してみませんか? お気軽にお問い合わせください。