連続流れ分析法(CFA)を使用したほう素の自動オンライン装置「MiSSion-S モニター」が完成しました。
ラボ機の連続流れ分析装置を一部改造し、オーバーフロー槽で集められた放流水を自動的にサンプリングし、一定時間毎に自動蒸留、測定ができる装置です。 JISK0126 に収載されている気泡分節型の流れ分析法(CFA)の原理を使用しています。 サンプルは自動で蒸留され、試薬と混合され、フローセルに到達し、定量分析されます。 異常値が検出された場合、指定された場所に信号を送り異常を知らせることが可能です。
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基本情報
『排水基準を定める省令の一部を改正する省令(平成13年環境省令第21号)において、40業種については、3年間の期限で暫定排水基準が設定されました。 その後3年ごとの見直しを経て、現在12業種について暫定排水基準が設定されています。 1業種(貴金属製造・再生業)のほう素については暫定排水基準の適用期間は令和4年6月30日までで一般排水基準に移行しています。 各製造業においてほう素の排水の監視の必要があり、人手を掛けず精度よく計測できる自動分析装置(モニター)を開発しました。
価格帯
納期
用途/実績例
【使用例】 ●プラント工場の排水管理 ●工場の工程管理 その他連続監視できる項目は、ふっ素、シアン、フェノール類、アンモニア、(蒸留含む) りん酸、シリカ、など。
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連続流れ分析装置の世界的パイオニア、旧テクニコン社が開発したオートアナライザーは、今日でも世界中の分析現場で広く使用されています。我が国日本においても、国立・公立の研究所・試験所、また企業の工場・試験所等で必要不可欠な装置として稼働を続けております。 私どもビーエルテック株式会社は、国内における約40年のオートアナライザー事業を継承し、さらに現在のホットな需要にお応えするべく、最適な連続流れ分析装置の開発製造に力を入れております。