高い熱伝導率を有する“ベリリウム銅“に、高硬度の工具鋼“SKD61”を 金属積層造形する技術をご紹介
当社は、オークマ株式会社殿、日本ガイシと3社共同で“ベリリウム銅“に 高硬度の工具鋼“SKD61”を金属積層造形する技術を開発。 ~開発経緯~ 近年、エンプラ素材の活用が加速し、その多くはガラス繊維が配合されているため 金型の摩耗を加速させる要因となります。 耐久性の低い金型であると、頻繁に金型交換、メンテナンスする必要があり 大きなランニングコストおよび金型の稼動率の低下を招きます。 そこで、熱伝導率が高く樹脂成形時間を短縮できる“ベリリウム銅”に 金属積層技術を用いて高硬度の工具鋼“SKD61”を造形することで 生産性や金型の摩耗などで課題のあったガラス繊維強化プラスチック(GFRP) などの生産性向上を目指し開発しました。 ~適用が期待される分野~ ■エンプラ素材〔例えば、GFRPやCFRP〕の成形金型及び部品〔ピン、入子駒〕 ■アルミダイカストのチルベント、チラー部品 ■ホットスタンプ(ホットプレス)の金型および部品 ■金属溶解・鋳造で用いる連続鋳造用モールド ※金属積層の加工事例詳細は、弊社HPにて公開中です。 お問い合わせください。
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基本情報
今回の技術は、 金属積層造形技術を用いて熱伝導率が高く樹脂成型時間を短縮できるベリリウム銅に 高硬度の工具鋼SKD61を造形後に仕上げ形状加工するものです。 【特長】 ■耐久性 :GFRP成形(66ナイロン、ガラス繊維35%)で50万ショット以上 ■加工納期:超複合加工機使用(オークマ製 LASER EXシリーズ)で1週間程度 ■保守性 :表層部のみ溶接補修で対応可能 ※ベリリウム銅に関しましては、詳しくはPDFダウンロードいただくか、お気軽にお問い合わせください。
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当社は、日本ガイシ(株)の金型事業の中核としてプラスチック成形用金型、 タイヤ成形用金型の製造販売およびモールドベースなど 金型機材の販売を主事業としております。 また、先進の技術と世界に広がるネットワークで 海外市場にも積極的に展開しています。