ハイケム、半導体材料の販売代理権を獲得!国内外の日系企業における半導体材料不足に対応。
ハイケム株式会社は、蚌埠中恒新素材技術有限公司と、2月21日に販売代理店契約を締結し、主に半導体封止材用充填剤(フィラー)として使われる「球状シリカ」および電池や半導体の放熱材料として使われる「球状アルミナ」の販売を開始します。尚、この製品の販売地域は、日本および海外の日系企業となります。
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基本情報
【球状シリカ】 主に半導体封止材用充填剤(フィラー)として使われている材料です。 半導体封止材料とは、半導体を光、熱、湿気、ほこりや衝撃などから保護するエポキシ樹脂成形材料であり、充填剤を樹脂材料に混ぜることで、半導体封止材のコスト低減と機能性を向上させることが可能となります。 中恒新素材の球状シリカは、95%以上の球状化率を誇り、高純度で流動性にも優れています。現在中国では第3位の出荷実績を誇っており、封止材用フィラー、電子部品用インク、光ファイバー、化粧品材料としての使用実績があります。また、グループ企業で原料となる石英の採掘、粉砕を行っており、一貫生産が大きな強みとなっています。 【球状アルミナ】 電池や半導体の放熱材料として使われています。酸化アルミニウムを球状化にしたもので、高い放熱性を有することから、放熱シートなどのフィラーとして使われています。現在、自動車の電動化や、機器の小型・軽量化を実現するため、効率的に放熱できる素材の需要が高まっています。 中恒新素材の球状アルミナは、放熱部材としてはもちろん、ハニカムセラミックスや研磨剤などとしての使用実績も有しています。
価格帯
納期
用途/実績例
【球状シリカ】封止材用フィラー、電子部品用インク、光ファイバー、化粧品材料 【球状アルミナ】放熱部材、ハニカムセラミックス、研磨剤
詳細情報
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球状アルミナ
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球状シリカ
企業情報
ハイケム株式会社は「日中の架け橋」として、日中間の化学品の輸出入販売や受委託製造事業を行う化学の専門商社です。近年ではサステナブルな社会実現に向けた『C1ケミカル事業』や『生分解性材料事業』にも注力し、日中のサプライチェーンの強みを活用することで「地球温暖化」や「海洋プラスチック問題」などの喫緊の課題への取り組みを強化しています。 C1ケミカル事業では保有するSEG技術をベースにライセンスビジネスを展開するとともに、二酸化炭素からプラスチック原料を製造する技術の開発及び社会実装への取り組みを行っています。生分解性材料事業では、中国で台頭する幅広い生分解性材料メーカーと関係を構築し、ハイケムの独自ブランド「Highlact(ハイラクト)」を展開するなど、新市場の開拓を積極的に進めています。