太陽光(紫外線)で発色するフォトクロミック化合物!黄色・赤色・青色の3色を準備しております!
関東化学では、青山学院大学 阿部二朗教授らにより開発された『架橋型ヘキサアリールビスイミダゾール化合物』を販売しておりました。この度、新たに分子設計を行い、まったく新しい分子骨格を持ち太陽光で発消色するPY-1、PR-1、PB-1を 製品化しました。 本製品群では、従来発売しているHABI型と異なり、太陽光で良好な発消色を示します。また、発色体の残存を抑制することにより、消色速度の迅速化と繰り返し特性の向上を図っています。これらは、トルエン溶液では無色ですが、太陽光によりPY-1は”黄色”、PR-1は”赤”、PB-1は”青”に発色し、太陽光を遮断すると速やかに消色する高速発消色特性を示します。 【特長】 ■高速な発消色特性 ■高い耐久性 ■太陽光での反応性 詳細はカタログをダウンロードしていただくか、 お気軽にお問い合わせください。
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基本情報
フォトクロミズムとは、光照射により吸収スペクトルの異なる二つの状態間を可逆的に異性化し、物質の色の変化が伴う現象のことです。この現象を示すフォトクロミック化合物は調光材料、光記憶材料およびホログラム材料としての応用が期待されており、盛んに研究されています。 フォトクロミック化合物には、光照射によって分子構造が変化した後、さらに別波長の光照射で元の構造に戻るP型化合物と熱反応で元の構造に戻るT型化合物のタイプが知られております。このうちT型フォトクロミック化合物では発色状態からの熱消色反応室温で数分程度の時間を有し、フォトクロミック反応のさらなる高速化が要求されておりました。
価格帯
納期
用途/実績例
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ラインアップ(3)
型番 | 概要 |
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04780-68 | PY-1(黄色) 素材研究用 100mg |
04632-68 | PR-1(赤色) 素材研究用 100mg |
04609-68 | PB-1(青色) 素材研究用 100mg |
カタログ(1)
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関東化学は1944年(昭和19年)の設立以来、総合試薬メーカーとして、試薬、電子材料、臨床検査薬、化成品の4つの分野で厳しい品質管理体制の下、競争力の高い製品を開発し続けています。