システムのRAS・セキュリティをリモートでもマネジメント可能な管理ソフトウェア「WISE-DeviceOn」
課題:迅速な検査・診断の実施 感染症ウイルスの検査数が大幅に増加し、医療現場はその対応に逼迫しています。検査を簡単、かつ素早く実施するには、医師や看護師が迅速に検査を実施し、対応することが望まれています。そのような状況において、検査時間の短縮や簡素化に向け、POCTへの需要が高まっています。POCTは、小型分析器や迅速診断キットを用いて医療現場で行うリアルタイム検査であり、病院の検査室あるいは外注センター以外の場所で実施されるすべての臨床検査を包含しています。POCTの活用により、検査室のサポートなしに、医師や看護師などの現場の医療従事者は、処置室やベッドサイドで迅速に検査・治療を実施できます。 ソリューション 感染症検査機器を開発するA社は、AdvantechのPCAP式マルチタッチモニタ「IDK-1110P」を採用し、わずか15分で検査結果が得られるPOCT対応の感染症検査機器を開発しました。このソリューションにより現場の医療従事者は、医療用手袋を着用したままモニタを操作できるほか、検査室のサポートなく、容易に検査・診断を実施できるようになりました。
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基本情報
【IDK-1110Pの特長】 「IDK-1110P」は10.4インチ(1024×768)でPCAP(投影型静電容量)方式のタッチパネルモニタです。バックライトの明るさは 500 nits で、手袋を着用したままモニタを操作でき、汚れを軽減する指紋防止コーティングを施しています。LVDSインターフェースとバックライト制御をサポートし、Advantechのシングルボードソリューション(例:MIO-2263)との接続を容易にします。「IDK-1110P」のタッチ機能は、プラグアンドプレイのUSBインターフェースを利用しています。医療用ゴム手袋を着用したままモニタの操作ができるため、感染を防止できるほか、電磁干渉を最小限にとどめる電磁波シールドを用いて誤作動を回避しています。また、Windows7 以降で使用する場合、特定のドライバーのインストールやキャリブレーションは不要です。
価格帯
納期
用途/実績例
■光学ボンディング 光学ボンディング技術は、可読性や耐性を高めるために光学接着剤をカバーグラスやタッチスクリーンとLCDパネルとの間のスペースに注入する技術です。 ■高輝度 屋外環境での強い光に耐えるため、高い輝度を実現するソリューションが求められます。当社のソリューションは輝度を最大2000nit増加でき、低電力型のバックライト光源で同程度の輝度の競合製品よりも約20%省エネが可能です。 ■曲面ディスプレイ アドバンテックは、1500Rや800Rなど、多様な曲率半径での凹凸表面が可能で、使いやすく没入型の視覚体験を構築します。パッケージには産業グレードのビデオカードや電源が含まれており、標準ビデオ入力との仕様が可能。さらに10ポイントタッチのオーバーレイも選択可能です。 ■医療における画像 医療における画像アプリケーションでは高い一貫性を持ったイメージ際限が求められます。当社ソリューションでは、パネル・AD基板・オープンプレームモニタに輝度安定性、グレースケール、色温度、色域の向上をサポートする色管理機能を備えており、さらにDICOM標準にも完全に適合しています。
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1983年台湾にて、アドバンテック(研華股份有限公司)を創設。 40年以上にわたり産業向けに高品質・高性能のパソコンを開発してまいりました。2024年現在、3,000を超える様々なIoT機器をラインナップ。世界26か国95都市にて拠点を構えた産業用パソコン市場の世界シェアNo.1※メーカーとして、AI × IoTプラットホームサービスを通じ社会課題を解決することで豊かな未来を育むことを目指しています。 ※出典元:OMDIA - 産業用PCの市場の世界シェア1位。42.5% (2023年版) 日本においては、1997年に「アドバンテック株式会社」を設立。 2018年にオムロン直方株式会社と資本業務提携をし、さらなる販売拡充とともに、市場のご要望に迅速にお応えできるよう設計から生産までを請け負う(DMS/ODM)サービスも展開。 台湾のスピードと今まで培ってきた技術力を融合させ事業を展開することで、パートナー様に必要とされるブランドを確立して参ります。