反り、膨張、寸法変化が少ない!複雑な形状・深穴にも均一な効果が得られます
「カナック処理」は1985年、当時難しいとされていた非磁性ステンレス鋼の 硬化処理として開発された当社独自のガス窒化処理方法です。 CrN、MoN等を主体とした拡散処理で、従来の窒化で問題とされている 処理後の靱性の低下や寸法変化、面荒れ等を大幅に改善することで、 幅広い分野の適応が可能となりました。 当処理をベースに多くのお客様のニーズに応えるべく処理ラインアップを 拡げて参ります。 【特長】 ■靱性の低下が少ない、拡散層主体の硬化層 ■複雑な形状、深穴にも均一な効果が得られる ■表面粗さの変化が少ない ■反り、膨張、寸法変化が少ない ■繰り返し処理により処理効果の再現が可能 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【適用材質(一部)】 <冷間金型鋼> ■JIS材質名:SKD11、SLD8、DC53、SKD12 ■Cr量(%):5.0~14.0 ■硬さ(HV)100g:1,000~1,400 <プラスチック金型用鋼> ■JIS材質名:Cr-Mo系、析出硬化系、オーステナイト系非磁性鋼、13Cr-ステンレス系 ■Cr量(%):0.4~13.0 ■硬さ(HV)100g:600~1,400 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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カナック処理は独自の製法によるガス窒化処理です。 500℃前後の加熱雰囲気中に数時間保持し、鋼表面より窒素を拡散浸透させ金属元素と反応により硬化層を形成します。 一般的な窒化処理と異なり、表面近傍は脆弱な窒化鉄の化合物は極めて少なく、高い圧縮残留応力となだらかな硬さ分布がカナック処理の特長です。