試料片の機械的な作製のために
顕微鏡解析に使用する試料片を作製する工程の一つに、金属組織検査用の研磨があります。金属表面から材料を除去するためには、一般に粗粒の研磨剤から次第に細粒のものに切り替えながら、求められる表面性状が得られるまで研磨します。研磨時には砥粒は結合剤に埋め込まれた状態にあり、琢磨により結合が劈開します。
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基本情報
試料片の用途によって、求められる表面性状は異なります。組織を見極めるためには、必ずしも最高精度の試料面が必要なわけではなく、多くの場合ある程度の精度で研磨されていれば後続のテスト(硬度テストなど)を実施できます。 いずれの場合でも、再現性を保つために金属組織検査用試料片の作製は体系的に行う必要があります。そうすることで初めて、コストを最低限に保ちながら、最適な研削成果を得ることができます。 金属組織検査用の研磨には、マクロ研磨とミクロ研磨があります。 詳しくは関連リンク名: 金属組織検査用の研磨(詳しくはこちら) をご覧ください。
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研磨
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ヴァーダー・サイエンティフィックは、ラボ用の試料の粉砕、破砕、ホモジナイズ、熱処理から、粒子径の測定、成分分析、切断、研磨、埋込、硬さ試験、まで、広範囲な製品をカバーしています。 ヴァーダー・サイエンティフィックには、レッチェ、QATM、カーボライト・ゲロ、エルトラ、MRBという5つのブランドがあります。 1999年より株式会社レッチェとして、これまでレッチェと、レッチェ・テクノロジーの製品を取扱ってまいりましたが、2014年1月1日、カーボライト・ゲロの取り扱いも開始すると同時に、取扱いブランドの増加に合わせ、社名もヴァーダー・サイエンティフィック株式会社に改め、2018年よりATM、Qnessの取り扱いを開始し、2019年6月よりMICROTRAC 社及びマイクロトラック・ベル社がヴァーダー・サイエンティフィックグループへ仲間入りをしました。2020年5月1日よりATM、Qnessが一つになりQATMとなり更にパワーアップし、より一層お客様のニーズに合わせたご提案ができるようになりました。








