技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。
【要旨】 近年、各種デバイスの高集積化に伴い、局所領域における評価が製品開発、機能向上のために極めて重要と考えられている。この度、東レリサーチセンターに導入した新規RBS装置では、高速イオンビームを最小1 μmφまで収束可能なマイクロビームラインを兼ね備えており、微小部における正確な組成・密度分析が可能となる。また、入射イオン種の増加、入射イオンの高速化により、従来と比較し軽元素の大幅な感度向上、重元素の質量分解能向上を実現した。本稿ではこれらの新機能について、事例とともに紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.μRBSによる微小部組成分析 3.NRAによる軽元素の高感度測定 4.重元素の質量分解能向上 5.まとめ
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基本情報
技術情報誌 The TRC News「新規RBS装置の導入 –微小領域における高感度・高精度組成分析–」 【要旨】 近年、各種デバイスの高集積化に伴い、局所領域における評価が製品開発、機能向上のために極めて重要と考えられている。新規RBS装置では、高速イオンビームを最小1 μmφまで収束可能なマイクロビームラインを兼ね備えており、微小部における正確な組成・密度分析が可能となる。また、入射イオン種の増加、入射イオンの高速化により、従来と比較し軽元素の大幅な感度向上、重元素の質量分解能向上を実現した。本稿ではこれらの新機能について、事例とともに紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.μRBSによる微小部組成分析 3.NRAによる軽元素の高感度測定 4.重元素の質量分解能向上 5.まとめ 【図表】 図1~図8 RGB各画素で取得したRBSスペクトル 各元素の質量分解能と感度(理論計算値) SiON膜(100 nm)/Si基板:RBSスペクトル、NRAスペクトル IGZO膜(300 nm)/Si基板:RBSスペクトル IGZO膜のGa/Zn比の比較
価格情報
2,200円(税込)
価格帯
~ 1万円
納期
即日
※web申し込み、Paypal決済
用途/実績例
https://www.toray-research.co.jp/technical-info/trcnews/ をご覧下さい
企業情報
株式会社東レリサーチセンターでは、受託分析・受託調査を通じて、研究開発や生産分野における様々な課題に対して、分析技術や物性解析による技術支援を行っております。分析・物性評価の長年の実績と豊富な経験に基づき、高度で広範囲にわたるお客様のご要望にお応えできるよう努力を続けております。