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【要旨】 最も一般的なXバンド(9.5 GHz)のマイクロ波を用いたESR測定に比べ、高周波数のマイクロ波を用いたESR測定は、ESRスペクトルの分解能向上やスペクトル解析に有効である。本稿では、新規導入したXバンド及びQバンド(34 GHz)ESR装置を用いたフッ素系樹脂、ダイヤモンド粉末、シリカガラス、発光体粉末の分析事例を紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.新規ESR装置の特徴 3.フッ素系樹脂の高温ESR測定事例 4.QバンドESR測定事例 5.まとめ
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基本情報
技術情報誌The TRC News「多周波/高温ESR装置によるラジカル及び金属イオンの評価―フッ素系樹脂、ダイヤモンド粉末、シリカガラス、発光体粉末への適用―」 【要旨】 最も一般的なXバンド(9.5 GHz)のマイクロ波を用いたESR測定に比べ、高周波数のマイクロ波を用いたESR測定は、ESRスペクトルの分解能向上やスペクトル解析に有効である。本稿では、新規導入したXバンド及びQバンド(34 GHz)ESR装置を用いたフッ素系樹脂、ダイヤモンド粉末、シリカガラス、発光体粉末の分析事例を紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.新規ESR装置の特徴 3.フッ素系樹脂の高温ESR測定事例 4.QバンドESR測定事例 5.まとめ 【図表】 図1 ESR装置の周波数と分解能の関係 図2 ETFEのESRスペクトル(空気中加熱) 図3 O-リングのESRスペクトル(空気中加熱) 図4 ETFEからの発生ガスのFT-IRスペクトル(空気中加熱) 図5 ダイヤモンド粉末のESRスペクトル 図6 γ線照射したホウ素含有シリカガラスのESRスペクトル 図7 Eu2+発光体粉末のESRスペクトル
価格情報
2,200円(税込)
価格帯
~ 1万円
納期
即日
用途/実績例
https://www.toray-research.co.jp/technical-info/trcnews/ をご覧下さい
企業情報
株式会社東レリサーチセンターでは、受託分析・受託調査を通じて、研究開発や生産分野における様々な課題に対して、分析技術や物性解析による技術支援を行っております。分析・物性評価の長年の実績と豊富な経験に基づき、高度で広範囲にわたるお客様のご要望にお応えできるよう努力を続けております。