複合材料による成形に使用する「型」をダイレクトプリント ~ 超高速・大型3Dプリンター ~ 耐熱性・低熱膨張係数・等方性が特徴
■ 主な特徴(Massivit 10000) Massivit 10000は、超高速・大型の積層造形を特徴とする、Massivit 3D Printing Technologies Ltd. / マシビット3DプリンティングテクノロジーズのCIM(Cast In Motion)方式による成形型作成システムです。 複合材料(CFRP)による大型で複雑な成形に使用する型の製作時間・コストを大幅に削減します。 製作された型は、オートクレーブ成形にも適した耐熱性、低熱膨張係数、且つ、等方性を特徴とします。 上位機種のMassivit 10000-Gでは、型製作に加えて、Massivit 1800 / 5000シリーズと同様の材料による3Dプリンターとしての使用も可能です。
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基本情報
■ 主な仕様(Massivit 10000) ・ヘッド2基 - GDP(Gel Dispensing Printing)方式によるシェル造形とCIM(Cast In Motion)方式による型用材料のキャスティング ・最大造形サイズ:142cm(X)x 111cm(Y)x 150cm(Z) ・3基の内部カメラによる造形モニタリングと、材料押出しチップ部の自動クリーニングによる、連続造形 ・専用スライサーソフトウエアによるデータの自動作成 ・使用材料:Dimengel WB(シェル造形に使用する水で分解する材料)、CIM 500(耐熱・低熱膨張率・等方性、キャスティングに使用する材料)
価格帯
納期
用途/実績例
・CFRP(カーボンファイバー)によるオートクレーブ成形の型 ・CFRP(カーボンファイバー)等の成形用の、水で分解するマンドレル型 ・浴槽設備等での、真空成形用の型 ・難燃性など高機能材料によるダイレクト造形 など 以下は、Massivit 10000-Gによる追加用途 ・成型部品のプロトタイピング ・従来工法で型を製作する場合の、マスターの作成 ・その他、大型樹脂部品生産等の3Dプリンターとしての使用 など
詳細情報
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オートクレーブ成形用の型と、成形部品(バイクのフェアリングの例)
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CFRTP圧縮成形用の型と、成形部品
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水で分解するマンドレル型と、成形部品(ダクトの例)
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RTM成形用の型
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真空成形用の型(バスタブの例)
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難燃性材料によるダイレクト造形(テーマパーク等の造形物の例)
ラインアップ(2)
型番 | 概要 |
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Massivit 10000 | 複合材料等による成形用「型」製作など Cast In Motion 専用機 |
Massivit 10000-G | 複合材料等による成形用「型」製作など Cast In Motion + GDP方式(Massivit 3000 / 5000の方式)による通常の3Dプリント用材料を全て使用可能 |
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企業情報
Massivit 3D Printing Technologies Ltd. / マシビット3Dプリンティングテクノロジーズは、超高速・大型の産業用3Dプリンターメーカーです。 使用用途は、自動車・船舶・鉄道・航空などの産業分野での、大型部品生産、複合材料成形用の型のダイレクト製作、試作品作成、更には、サイン&ディスプレー用立体造形など、多岐に渡ります。