農地における温室効果ガスを削減できる! NEDOムーンショット型研究開発事業
一酸化二窒素(N₂O)は二酸化炭素(CO₂)の約300倍の温室効果を持つ強力な温室効果ガスであり、人為的排出源の59%が農業由来であると言われている。 特に、大規模農業における化学肥料の過剰利用は、植物が吸収するよりも多くの化学肥料が投入され、土壌からのN₂Oの排出原因となっている。 ある種の根粒菌(Bradyrhizobium diazoefficiensUSDA110株)はN₂Oを無害な窒素(N₂)に還元することが知られているが、当該菌では課題解決に足るほどの効果はなかった。地球温暖化の抑制の観点、及び土壌生態系の観点から、高いN₂O還元能を有するnon-GMOの根粒菌の活用が期待されいる中、本発明では、従来の根粒菌よりも、 N₂O還元酵素活性の強い天然根粒菌(Bradyrhizobium ottawaense SG09株他)とその用途を提案するものである。
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