カルシウム薄膜基板を利用して、フレキシブル基板や接着剤のバリア性能、ダム・フィル材などのアウトガスを評価
当社では、バリア(封止)性能を評価できるカルシウム(Ca)薄膜基板を製造・販売しております。このCa薄膜基板は、JISなどで規定される水蒸気透過率(WVTR、カルシウム腐食法)評価用の基板として適しています。 WVTRは、膜厚が正確に規定されたCa薄膜の酸化劣化(半透明化)したエリアの面積を求め、残存膜厚とCa密度からカルシウムと反応した酸素・水分量を見積もり、算出することが可能です。この数値を用いることで、サンプル間の正確な比較(定量)評価を行うことができます。 Ca成膜基板の膜厚は、定期的に蒸着・成膜条件を確認して厳しく管理しています。またCa膜厚測定の際には、薄膜上にカバレージがよく、再現性のよいアルミを成膜することでCa薄膜の膨潤を防ぎ、正確な膜厚を測定、蒸着条件を算出しています。 【特長】 ■水分や酸素に反応しやすく、感度がよい ■有機ELなど素子をセンサー代わりに用いるより、遙かに安価 ■酸化前後の変化(金属光沢から半透明化)が見た目に分かり易い ■他の金属よりも安全で使用後の処理が容易 ※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【ラインアップ】 ■30 Ca成膜基板:基板外形 □29.8±0.2mm ■50 Ca成膜基板:基板外形 □49.8±0.2mm ■100 Ca成膜基板:基板外形 □99.8±0.2mm ■Ca成膜樹脂基板:基板外形 □30~100mm ※ご支給の基板にも成膜可能です。詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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当社Q-Lightsは、2005年より有機ELなど有機半導体材料の評価サービス、関連部材販売、技術コンサルティング事業を中心に活動している会社です。 量子(Quantum)光源である有機EL、ひいては有機半導体を通じて、お客様の探究心(Quest)を質(Quality)の高いサービスを提供しています。 創業以来、有機EL光源やペロブスカイト太陽電池の開発に加え、その開発で培った真空蒸着技術や封止ノウハウ等を用いて、貴社で開発された有機半導体材料の開発をサポートいたします。 カスタム対応も承りますので、ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。