生産工程の排温水から熱を回収。蒸気発生ヒートポンプによる排熱利用でエネルギーコストを60%、CO2排出量を55%削減が可能に。
蒸気発生ヒートポンプの提案事例。食品製造業A社では、生産工程で使用された温水の高効率利用に課題がり、熱交換による再利用可能量と設備にかかるランニングコストや、費用対効果を把握する必要がありました。蒸気発生ヒートポンプを活用した熱の高効率利用を提案、試算の結果排温水の活用でエネルギーコストが60%削減、CO2排出量が55%削減できることがわかりました。
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基本情報
関連製品:蒸気発生ヒートポンプ 蒸気発生ヒートポンプは工場で排出される排温水(60~80℃)などから熱を回収し、飽和蒸気(100~120℃)を供給します。遠隔監視・操作に対応しており、ヒートポンプとエネルギーマネージメントシステムを組み合わせることで食品工場全体の省エネ、エネルギー利用の最適化を可能にします。
用途/実績例
[廃熱利用に向けた課題] ・生産工程の温水を高効率に使うため、現状の設備・導線を踏まえ最適な設定場所を把握したい。 ・熱交換による再利用可能量と設備にかかるランニングコスト、費用対効果を把握したい。 [期待効果] 蒸気発生ヒートポンプを活用した熱交換によるコストシミュレーション実施。この結果、排温水の活用により、既存設備のエネルギーコストが60%削減(約150万円)、CO2排出量が55%削減(約45トン/年)できることがわかった。
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蒸気発生ヒートポンプ

提案事例:排温水の熱回収による省エネ対策
企業情報
食品、化学、石油・ガスパイプライン、紙・パルプや清掃工場などのさまざまなプラント・工場向けにソリューションを提供。 計測・制御システムでは, 1975年に最初の分散型制御システムを発売して以来, 40年以上の歴史を持っています。 これまでの実績をベースとし、最新のテクノロジーやIoT活用・スマート工場化を支援するためのシステム&ソリューションをンをご提案します。 ・蒸気発生ヒートポンプ/排熱利用/熱のエネルギー見える化 ・クランプオン式蒸気流量計/流量計/流量センサー/熱収支分析 ・工業炉/電気炉/高周波誘導炉/IGBT電源 ・ガス分析計/カス計測器/ガス分析センサー ・予知保全/予兆保全/予防保全/保全・予防システム/スマート保安 ・スマートファクトリー ・MES/DCS/SCADA/エッジコントローラー ・EMS/エネルギー管理システム/エネルギーの見える化 ・スマートグラス/遠隔作業支援システム ・多変量解析/MSPC ・エンジニアリングツール