高精度評価用多目的照明ソリューションVLS (Versatile Light System)
VLS (Versatile Light System) は、コントラスト伝達精度 (CTA)、変調光緩和率 (MMP)、コントラスト信号対雑音比 (CSNR) など、さまざまな画質性能を効率的に測定する多目的照明ソリューションです。6 つの Vega 光源を搭載したこのセットアップは、自動車のカメラやセンサーシステムが直面する典型的な照明の課題をすばやく再配置して生成できる動的なシーンを作成します。 VLS は、特に IEEE-P2020 規格に従ってテストされた自動車カメラシステムのパフォーマンスを評価するための強力なソリューションです。 <Vega光源> Vega 光源はDC技術を使用して、フリッカー生成機能を備えた高安定性の光源を作成します。DC技術は、車載(オートモーティブ)グレードのカメラなど、露光時間が非常に短いテストを含むすべてのカメラテストに役立ちます。 Vegaには、1個の光源を含むスターターセット、3個の光源を備えたフリッカーセット、7個の光源を備えたCDPセットがあり、各セットにはコントローラーと制御用ソフトウェアが付属しています。
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基本情報
【VLSハードウェアセットアップ】 VLS は 6 台の Vega デバイスで構成されるシステムで、各デバイスは個別のアームに接続されています。 すべてのVega はアームを介して三脚にリンクされており、高い適応性を備えています。アームの柔軟性により、各Vega を移動してテスト中にさまざまなセットアップと角度を生成できるため、多目的なテスト機能が得られます。 【VLSソフトウェア】 VLS ソフトウェアには、VLS 制御ソフトウェアと VLS 評価ソフトウェアが含まれています。 ・VLS制御ソフトウェア Vega デバイスの照明テストシーケンスを生成します。ソフトウェアは、一度に最大 6 台の Vega デバイスを制御できます。測定値は、テスト中の評価用の参照ファイルを作成するために使用されます。シーケンスは、将来使用するために XML ファイルとして保存できます。 ・VLS評価ソフトウェア CTA、MMP、CSNR などの定義されたKPI を使用してカメラのパフォーマンスを分析します。CTA評価はピクセル値の分布に基づいています。結果は XML ファイルとしてエクスポートされます。
価格帯
納期
用途/実績例
※詳しくは関連リンクより弊社ウェブサイトの『VLS - Versatile Light System 』製品ページをご参照いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
詳細情報
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VLSテストシーン
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VLS評価ソフトウェア
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VLS(Vega x 6) + コントローラ
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トライオプティクス・ジャパンでは、カメラの画質評価における世界的リーディングカンパニー、ドイツImage Engineering (IE)社の日本総代理店として、 IE社の画質評価用光源・チャート・ソフトウェア等の製品販売から評価ソリューションの提案、計測サービスまで行っています。 IE社は、ISO/TC42やIEEE-P2020(自動車用画質規格の制定を行うワーキンググループ)などの画質に関する国際委員会において規格づくりに参画しており、IE社の数多くの製品・ソリューションが国際規格に準拠しています。 弊社横浜事業所では、暗室環境を備えたラボを設置して、IE社の各種光源・チャート・解析ソフトウェア等のデモ機材を常設しており、国際規格に沿ったカメラの画質性能評価用製品やソリューションのご紹介・ご提案をはじめ、ご購入を検討されているお客様へは、画像の撮影から解析までの一連のデモ測定が可能です。 また、IE社製品を使用した画質性能計測サービスも行っており、車載カメラ・デジタルカメラ・セキュリティーカメラ・医療用内視鏡カメラ等の様々な産業分野のカメラモジュールの画像性能評価項目の測定を実施しています。