高アスペクト比の形状で電気伝導パスを形成し、帯電防止性を向上! 表面の丸み形状により、樹脂などへの充填性が良いのが特徴です。
静電気は私たちの生活の身近な場所で発生しており、製造現場や精密機器では時折重大な問題を引き起こします。 対策としては、帯電防止フィラーの添加があります。 酸化亜鉛はアルミニウムをドープする(AZO)ことにより 粉体の体積抵抗値を200Ω・cm程度まで下げることができ、帯電防止フィラーとして広く使われています。 ATO(Sbドープ酸化スズ)系の帯電防止フィラーに対して、以下のような優位性を有します。 ・酸化スズよりモース硬度が低く、製造装置への攻撃性が低い ・Sb(アンチモン)を含まないため人体や環境に優しい ・白色度が低い(灰色)ため、暗い色の意匠性を維持しやすい 当社では独自の粒子合成技術により、丸棒状の導電性酸化亜鉛を開発することに成功しました 丸棒状酸化亜鉛は、以下の3つの有効性が期待されます (1)高アスペクト形状のため、電気伝導パスを形成しやすい (2)結晶構造由来の角を落としているため、樹脂などへ充填しやすい (3)ドープ元素種の変更によりさらに体積抵抗値を下げることが可能 サンプルのご要望やご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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フジミインコーポレーテッドは、1950年の創業以来、 分級技術などを活かした精密人造研磨材メーカーのパイオニアとして独自の歩みを続けてきました。 蓄積されたノウハウと研究開発力から生まれた製品の数々は、光学レンズ用研磨材から出発し、 シリコンウェハーに代表される半導体基板の鏡面研磨、半導体チップの多層配線に必要なCMP(化学的機械的平坦化)、 コンピュータ用ハードディスクの研磨など高精度が求められる先端産業に欠かせぬものとなっています。 最近では、LED・ディスプレイ・パワーエレクトロニクス用部品の表面加工分野や パウダー技術を活かした応用分野への研磨・研削材の開発にも積極的に取り組んでおります。 また、鉄鋼、航空機および半導体等さまざまな業界の溶射用途向けに溶射材をご使用頂いております。