Sierraの高スループットを活かし、SICK法を利用した解離の遅い抗体抗原反応の正確な評価とSPRによる高感度HCP定量を構築
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 分子間相互作用解析・評価や定量として、表面プラズモン共鳴(SPR, Surface plasmon resonance)法が脚光を浴びている。Sierra SPR-24Pro (Bruker)は24個のセンサースポットを有し、最適な条件探索から複数試料の評価までハイスループットで迅速な測定が可能である。再生化溶液を使用しないSierra SPR独自のカイネティクス解析技術を紹介するとともに、従来、困難あるいは時間を要していた非常に強い親和性を示す抗体のカイネティクス解析結果を示す。また、SPR を利用し、HCP (Host Cell Protein)の高感度な定量法を開発したので報告する。 【目次】 1. はじめに 2. カイネティクス解析 3. HCPの定量 4. まとめ
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基本情報
技術情報誌The TRC News「表面プラズモン共鳴法によるカイネティクス解析と定量法」 【要旨】 分子間相互作用解析・評価や定量として、表面プラズモン共鳴(法が脚光を浴びている。Sierra SPR-24Pro (Bruker)は24個のセンサースポットを有し、最適な条件探索から複数試料の評価までハイスループットで迅速な測定が可能である。再生化溶液を使用しないSierra SPR独自のカイネティクス解析技術を紹介するとともに、従来、困難あるいは時間を要していた非常に強い親和性を示す抗体のカイネティクス解析結果を示す。また、SPR を利用し、HCP (Host Cell Protein)の高感度な定量法を開発したので報告する。 【目次】 1. はじめに 2. カイネティクス解析 3. HCPの定量 4. まとめ 【図表】 図1 SPR法概略図 図2 Sierra SPR-24 Proのインジェクション 図3 SPR測定(MICK法) 図4 SPR測定(TCK法) 図5 SPR測定(SICK法) 図6 HCP標準試料のSPR測定 図7 検量線と添加回収率
価格情報
2,200円(税込)
価格帯
~ 1万円
納期
即日
用途/実績例
https://www.toray-research.co.jp/technical-info/trcnews/をご覧下さい
企業情報
株式会社東レリサーチセンターでは、受託分析・受託調査を通じて、研究開発や生産分野における様々な課題に対して、分析技術や物性解析による技術支援を行っております。分析・物性評価の長年の実績と豊富な経験に基づき、高度で広範囲にわたるお客様のご要望にお応えできるよう努力を続けております。