高周波誘導加熱で熱処理工程における様々な課題を解決します。
誘導加熱(IH)は、金属・カーボン等の導電性材料を加熱するための、非接触で火炎を使用しない加熱方式です。 加熱対象上に渦電流を発生させることで、発振した出力がジュール熱による自己発熱としてワーク上で直接消費されます。 そのため火炎等、熱源からの熱伝導による間接加熱では達成が難しいタクトでの高速昇温が可能です。 目標温度への昇温時間は、対象の材質・サイズ、目標温度、加熱範囲と、使用する誘導加熱電源の出力のバランスによって決まります。
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基本情報
出力2kW~500kWの範囲で様々な動作周波数帯を持つ製品ラインナップがあり、 加熱条件に合わせて機器の選定をさせていただきます。 導入検討の一助となるよう、初回は無償で加熱テストを承っております。 ワークのみの送付、お立ち会いでの試験も可能です。 加熱したいワークの材質・寸法、目標温度・時間等の情報をいただいた上で、 加熱条件に適した試験機(出力・周波数帯)とテストコイルの選定をさせていただきます。 ※ワーク形状、加熱条件によっては簡易的な出力試算・シミュレーションも可能です。
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企業情報
誘導加熱用電源と加熱装置、プラズマ用高周波電源、RFパワーアンプなど、高周波の工業利用及び理化学研究用の高周波電源とその高周波利用装置を製造販売しています。 誘導加熱電源は、出力1.2kWから500Kwまで幅広く取り揃えており、特に他に類のない小型化と広い周波数範囲をカバーするため、今まで誘導加熱の適用が困難であったアプリケーションにも応用されています。 プラズマ用電源とRFアンプについては、米国の系列会社にてエンジニアリングと製造を行い、販売のほか応用機器の設計製造を行なっています。 半導体装置用プラズマ高周波電源と広帯域増幅器の30年以上の経験を踏まえ、的確なエンジニアリング業務でお客様の理想を実現します。 機器選定のための加熱テストも初回無償で承っております。