従来の熱分解法よりも強度に優れ、ナイロン樹脂等への親和性が良く複合体強度が期待できます!
当社が2年ほどかけて行った、T800未硬化プリプレグを原料とする カットファイバーの改良についてご紹介いたします。 性能、樹脂への分散性、押出機へのサイドフィード性を改良し、 炭素表面構造及び結束用樹脂の構造から見てナイロン樹脂等への 親和性が良く複合体強度が期待できるものと考えております。 また、酸性の結束樹脂の大幅低減かつナイロンへの無害化に成功。 サイドフィード性も問題なかったため、今後拡販に注力いたします。 【当社炭素繊維の表面構造】 ■当社rCF表面にはナイロン樹脂と親和性のあるアミノ(ーNH2)基と ニトロ(-NO2)基が存在 ■スラリーでの結果であるが、ナイロン11複合体では市販T700より 1.2倍強度が高く、表面処理により更に1.5倍までアップ ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
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アイカーボン株式会社(Ai-Carbon)は、Advanced Innovative Carbon(先進的革新的炭素)の頭文字から採ったものであり、事業面から各種炭素材料分野への貢献を目指しております。 今緊急の課題として浮上しているのは、急激に市場が拡大している炭素繊維のリサイクルです。私たちは、分解しにくく廃材の処理が問題になっている炭素繊維複合材料(CFRP)から電気分解法という方法で安価に炭素繊維を単離・回収し、再利用に供することを目指します。

