AEシリーズ独自の可塑化機構フラットスクリュは短い流路で材料の滞留時間を短縮化。熱負荷を抑え、PLA樹脂の成形を安定品質で実現。
ポリ乳酸(PLA)は、トウモロコシやサトウキビなどの再生可能資源を原料とする、生分解性を備えた環境対応型プラスチックです。近年の環境負荷低減への意識の高まりを背景に、包装材・食品容器のみならず、自動車や家電部品においても軽量化と環境対応を目的とした採用が拡大しています。さらに、PLAは生体適合性を有するため、医療分野では縫合糸やインプラントなどの用途にも利用されています。 射出成形においては、成形温度が過度に高い場合や滞留時間が長い場合、PLAは加水分解や熱分解により分子量が低下し、強度や耐衝撃性が損なわれるリスクがあります。 エプソンテックフオルムの小型射出成形機 AEシリーズは、独自開発の可塑化機構フラットスクリュにより短い流路で、効率的な成形を実現します。特にPLAのように熱負荷に敏感な樹脂に対しては、滞留時間が短いため、熱ストレスを低減し、安定した品質での成形が可能です。AEシリーズの材料実績についてはお問合せください。 また、エプソンテックフオルムでは社内ラボにて、お客様支給材料による成形実証サービスも承っております。詳細につきましてははぜひお問い合わせください。
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基本情報
詳細情報: ■AE-M3 :型締め力3t(横型) ■AE-M10 :型締め力10t(横型) ■AE-M3V :型締め力3t(竪型) ■AE-M3RU : 型締め力3tローターユニット仕様(横型) 【AEシリーズの特長】 ■軽量、省スペース ■直接電力、間接電力の削減 ■フル電動制御で高精度自動連続成形 ■スクリュ洗浄、樹脂替え、金型交換が簡単 ■ランナーレスで廃材を削減 ■可塑温度430度まで:PEEK等スーパーエンプラ対応 ■豊富な材料の実績 ■歯車、ネジなどの機構部品の成形用に回転抜き機構を搭載(AE-M3RU) 【Tech Studio+で提案可能な装置などの紹介】 ・射出成形機 ・多点ホットランナーシステム ・各種金型 ・共創メーカーとタイアップした自動取出し機 ・材料定量供給装置 ・小型窒素ガス発生装置
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新興セルビックは2021年6月1日付けで社名をエプソンテックフオルム株式会社に変更しました。また、2021年8月1日付けで東京都品川区旗の台から神奈川県横浜市鶴見区に移転しました。 金型や樹脂成形のお困りごとは、当社にご相談ください。









