3系統絶縁&最大15km延長のシリアル–光ファイバ変換
ULI-211CIは、RS-232/422/485信号をマルチモード光ファイバへ変換し、ノイズ耐性と長距離伝送を両立する産業用コンバータです。入力・出力・電源の3系統絶縁(2kV)により、サージやグラウンドループから機器を保護。Modbus ASCII/RTUに標準対応し、制御機器との接続を容易にします。STコネクタのマルチモード光で最大15kmまで延長可能。DINレール取付対応のIP20プラスチック筐体で、-40~85°Cの広範な温度環境に対応。外部電源10~48VDCで動作し、終端・バイアスはスイッチで切替可能。工場、エネルギー設備、交通インフラなど、EMI/RFIが多い現場で信頼性の高いシリアル通信を実現します。
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基本情報
・対応インターフェース:RS-232/RS-422/RS-485(2線・4線) ・データレート:最大115.2kbps(自動検出) ・光ファイバ:マルチモード/STコネクタ、波長820nm ・通信距離:最大15km ・絶縁保護:入力・出力・電源の3系統絶縁(2kV) ・EMI/RFI耐性:光通信により高耐性 ・プロトコル:Modbus ASCII/RTU対応 ・終端/バイアス:120Ω終端、1.2kΩバイアス(スイッチで切替) ・電源:外部PSU 10~48VDC、消費電力約0.5W(終端時1.3W) ・動作温度:-40~85°C、湿度0~95%(非結露) ・筐体/取付:IP20プラスチック筐体、DINレール対応 ・サイズ/質量:123×113×32mm、約200g ・認証:CE、FCC、UL C1/D2、UL 508
価格情報
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納期
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用途/実績例
・工場内制御機器(PLC/RTU)間の長距離シリアル伝送 ・Modbus RTU機器の光ファイバネットワーク化によるノイズ対策 ・変電設備や屋外盤間のシリアル延長(EMI/RFI多環境) ・石油・ガスプラントでの安全性向上を目的とした絶縁通信 ・鉄道/交通インフラの監視・信号伝送における長距離化 ・発電/再生可能エネルギー設備の監視システム接続 ・サーバールーム/データセンターでのグラウンドループ対策
ラインアップ(1)
| 型番 | 概要 |
|---|---|
| ULI-211CI(BB-FOSTCDRI) | RS-232/422/485対応、マルチモードST、3系統絶縁、DINレール取付モデル |
カタログ(2)
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1983年台湾にて、アドバンテック(研華股份有限公司)を創設。 40年以上にわたり産業向けに高品質・高性能のパソコンを開発してまいりました。2024年現在、3,000を超える様々なIoT機器をラインナップ。世界26か国95都市にて拠点を構えた産業用パソコン市場の世界シェアNo.1※メーカーとして、AI × IoTプラットホームサービスを通じ社会課題を解決することで豊かな未来を育むことを目指しています。 ※出典元:OMDIA - 産業用PCの市場の世界シェア1位。42.5% (2023年版) 日本においては、1997年に「アドバンテック株式会社」を設立。 2018年にオムロン直方株式会社と資本業務提携をし、さらなる販売拡充とともに、市場のご要望に迅速にお応えできるよう設計から生産までを請け負う(DMS/ODM)サービスも展開。 台湾のスピードと今まで培ってきた技術力を融合させ事業を展開することで、パートナー様に必要とされるブランドを確立して参ります。
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