硬化不良の80パーセントは焼付温度不足。10度の違いで硬度が20パーセント低下する実測値を解説。
硬化不良は、塗膜が十分に硬化せず、指で押すと凹む状態です。ひびの巣模様に割れたり、摩擦で剥がれたりし、耐久性が大幅に低下します。業界平均で全不良の10-15パーセントを占めます。焼付温度の厳密性:焼付温度を150度から160度に上げるだけで、硬度(鉛筆硬度)が H から 2H に向上します。さらに170度から180度に上げると、3H まで達成可能。ただし、プラスマイナス10度の管理精度が必須です。焼付時間の実測データ:180度での焼付時間が20分では硬度2H、30分で3H、60分で4H に到達。部品サイズと厚さにより、必要な焼付時間は異なります。樹脂種による条件の違い:アルキド樹脂は160度で十分ですが、メラミン樹脂は180度必須。ポリエステル樹脂は190度推奨。樹脂の化学特性を理解した条件設定が必須です。当社では部品サイズ・素材・樹脂種に応じた焼付条件マトリクスを確立。硬度4H以上を安定供給しています。耐摩耗性も保証可能です。
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