膜厚計は合格なのに吊り穴の周囲だけ塗膜が薄い。静電気の逃げ道と姿勢の関係を解説します。
膜厚検査は合格なのに、吊り穴の周りだけ色が薄い。 測る場所を変えると数字が変わります。 ────────────── ■発生原因 静電塗装では、電気が最も流れやすい吊り点に電荷が集中します。 その周囲は電界が乱れ、塗料が付きにくくなります。 ■真相 吊り穴の周囲は平面部の半分程度の膜厚しか出ないことがあります。 膜厚計は平面の中央を測るため、この不足は検査を通過します。 薄い部分から錆が始まり、数か月後にクレームになります。 ■改善策 吊り位置は外観面から離し、可能なら捨て穴側へ移します。 姿勢を変えて2回に分けて塗るか、部分的に増し塗りします。 吊り方と膜厚分布の資料をご活用ください。
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基本情報
対応工法:粉体塗装、溶剤焼付塗装 / 膜厚:平面20-40ミクロン / 測定:平面部および吊り点近傍の複数点測定 / 治具:製品別ハンガー製作対応 / 最大対応寸法:2000mm
価格帯
納期
用途/実績例
板金カバー、産業機械部品、建材、エクステリア部材など吊り塗装を行う部品全般。吊り穴周囲からの発錆対策として吊り位置と姿勢を見直した実績があります。
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