学校のプールと一般のプールでは、従う基準も検査の回数も違います。採水の場所や瓶の準備、検査項目を解説します。
プールの水は多くの人が同時に入るため、塩素で消毒しながら、決まった項目を定期的に検査します。ただし、どの基準に従うかは、プールの種類によって分かれます。 ■学校と一般のプールで基準は同じ? 学校の水泳プールは、学校保健安全法にもとづく文部科学省の「学校環境衛生基準」で管理されます。それ以外の遊泳用プールには、厚生労働省が自治体向けに示した「遊泳用プールの衛生基準」があり、自治体はこれを参考に条例などを定めます。この遊泳用プールの衛生基準は、学校のプールには適用されません。 ■主な検査項目と基準値は? どちらの基準でも、水質の主な値は共通しています。 1.遊離残留塩素:0.4mg/L以上(1.0mg/L以下が望ましい) 2.pH値:5.8以上8.6以下 3.大腸菌:検出されないこと 4.一般細菌:1mL中200コロニー以下 5.過マンガン酸カリウム消費量:12mg/L以下 6.濁度:2度以下 7.総トリハロメタン:0.2mg/L以下が望ましい まずはお気軽にご相談ください。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
■どこで水を採る? 国の2つの基準では、長方形のプールの場合、対角線上のほぼ等間隔の3か所以上で、水面下20cmの水を採るのが原則です。遊離残留塩素は、循環ろ過装置の取水口付近でも測ります。取水口付近の濃度も確かめるのは、ろ過装置の中で細菌が繁殖するのを抑えるためです。 ■細菌を調べる瓶には何が入っている? 大腸菌や一般細菌の検体は、残留塩素を中和するチオ硫酸ナトリウムをあらかじめ入れて滅菌した瓶に採ります。採ったら速やかに試験し、すぐにできない場合は冷暗所で保管し、採水から12時間以内に調べます。 ■学校と一般で異なる検査の回数 1.学校:水質の主な項目は使用日の積算が30日以内ごとに1回。遊離残留塩素は日常点検として使用前と使用中1時間ごとに1回以上 2.一般:pH値や細菌などは毎月1回以上。遊離残留塩素は毎日午前中1回以上と午後2回以上 ■総トリハロメタンの測る時期 総トリハロメタンは、一般のプールでは水温が高めの時期に年1回以上、学校では使用期間中の適切な時期に1回以上測ります。
価格帯
納期
用途/実績例
■塩素を入れても値が出ないのはなぜ? 塩素剤を入れても遊離残留塩素が検出されない原因には、汚れの分解に塩素が使われている場合や、測定器の発色試薬の劣化、比色管の汚れなどがあります。試薬を疑うときは、水道水を測って確かめる方法があります。水道水は、水道法で残留塩素が0.1mg/L以上に保たれているためです。 ■pHが外れると何が困る? pHが酸性に傾くと、消毒効果は強まる一方、コンクリートの劣化や配管の腐食、浄化能力の低下などを招きます。アルカリ性に傾くと、消毒効果が下がります。塩素の量だけでなく、pHもあわせて見る必要があります。 ■トリイの取扱い 一般のプールの基準では、遊離残留塩素が0.4mg/Lを下回ったら遊泳を一時中止し、塩素剤を足して0.4mg/L以上に戻してから再開することになっています。トリイでは、持ち運びやすい容量の次亜塩素酸ナトリウム、固形の塩素剤、pH調整剤など、プールの水質管理に使う薬品を取り扱っています。まずはお気軽にご相談ください。
カタログ(3)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
当社は創業以来、時代の変化と消費者ニーズの多様化に対応した多彩な 取扱品目を、用途やニーズに合わせ的確に供給することをモットーに、 柔軟なサービスを提供し続けております。 「ケミカル・エンジニアリング・パートナー」を企業スローガンに、 化学技術の専門家集団として、国内外の先進技術の中からお客様の問題を 解決するアイデアを発見し、アクティブにご提案いたします。










