超音波信号の液体中の伝播を利用して水・液体中の距離を計測します。不透明な液体でも測定することができます。
超音波は異なる媒体の境界面で反射する特性があります。 水中のセンサから超音波を発信して、界面で反射し受信するまでの時間から沈降状態を算出します。 沈殿物に対して非接触で計測するため、不透明な処理水の界面や、深いタンク内の界面も、センサを対象沈殿物まで下げることなく計測することができます。 ■センサ発信面より0.2〜10mまで幅広い距離を測定できます。 ■1台で2箇所の計測ができます。(標準装備:センサ1台) ■超音波を使用している為、透視度や色度、昼夜の影響なく計測できます。 ■上澄水水質変化・堆積汚泥濃度変化を前提とした演算処理により界面を計測しているので、設備の状態によって設定値を変更したり、再調整の必要がありません。 ■変換器・センサとも、駆動部分がなく長期間安定した計測が可能です。
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基本情報
【型式】HL2100 【チャンネル数】2CH 【周波数】400kHz 【測定対象】汚泥界面 【距離測定範囲】0.2~10m 【分解能(計測、表示)】1cm 【データ更新周期】1秒 【センサ指向角(音圧半減全角)】6° 【電源】 ・電圧AC100~240V ±10% ・消費電力10VA 【表示】LCD表示 (バックライト付) 【出力】 ・警報出力:上下各CH 2点 AC250V、DC30V 1A(リレー接点) ・4-20mA電流出力:分解能 16bit 各CH 1点 (最大負荷抵抗 450Ω) 【インターフェース】RS-485(MODBUSプロトコル、RTUモード)、またはオリジナル通信フォーマットを本体メニューで切替可能 本体/センサ 【使用周囲温度】-10~60℃/-5~60℃ 【外形寸法 (WxDxH mm)】280x96x352/φ80x95 【質量】5.4kg/1.9kg 詳しくはHPをご覧ください。
価格帯
50万円 ~ 100万円
納期
~ 1ヶ月
用途/実績例
■工場廃水処理施設の沈殿槽の界面管理 ■下水処理場の沈殿槽の界面管理
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私たち本多電子は、創業以来研究開発型企業として、常に新技術の開発に力を注いでまいりました。そして、21世紀を迎え、市場創造型企業として、長年培ってきた超音波の要素技術の数々を産学交流、異業種交流などを通じて社会の発展に役立てていきたいと考えております。 イルカは神様から授かった素晴らしい超音波の能力を持っております。 超音波に携わる企業として、まだまだイルカに学ばなければならないことがあります。私達は常に謙虚に技術の革新に努めるとともに、積極的に皆様へ幸福情報を発信していきたいと考えております。