X線CT用いて製品の内部構造を非破壊で立体的に観察・検査します。
X線CT観察サービスでは、試験体の内部構造状態を非破壊で三次元的に(立体的に)観察・検査・計測することができます。 3Dデータとして構築されたX線CT像からは、ボイドの位置関係の確認、勘合部のはめ合いの確認、故障解析など、様々な評価を行うことが可能です。
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基本情報
【高出力X線管による大型製品の観察】 最大でφ260×H300mmまでのサンプルが観察可能なため、大型のサンプルでも破壊することなく内部構造を確認することが可能です。 ミクロンオーダーの焦点寸法により、鮮明で解像度の高い画像を得ることができます。 【多彩な画像処理】 ・任意の位置での断面観察が可能です。 ・最小厚み5μm(Dage製は10μm)のスライス画像の作成が可能です。 ・連続したスライス画像を動画として構築することが可能です。 ・母材部を透かしてスケルトン表示にすることで、特定箇所やマーキングした部分を際立たせることが可能です。 ・3Dカラーイメージ表示、擬似カラー表示など、画像に色合いをつけることで、評価目的にあった観察を行うことが可能です。 【各種の寸法測定機能】 簡易的な寸法測定、面積測定(専用ソフトwinroofにて)の実施が可能です。 【STLデータへの出力に対応】 CTでスキャンしたデータはSTLデータへの出力が可能です。観察レベルでの評価(簡易的な寸法測定など)にご利用頂けます。
価格情報
- 観察内容によって価格が変動しますので、お気軽にお問い合わせください。
納期
用途/実績例
・チップ部品・BGA・ワイヤーボンディング等、各種電子デバイスの接合状態(断線・ボイド・接触)の確認 ・アルミ鋳造品のボイド観察 ・部品の勘合状態の確認(かしめ状態) ・脂内フィラーの配向の観察(一部可) ・製品内部のワイヤーの断線確認 ・コイルの巻き線の状態確認 ・樹脂成形品の内部ボイド検査 ・樹脂・セラミックの内部異物検査
カタログ(4)
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開発品の信頼性を評価する技術サービスを主な業務としています。 規格・規定通りの評価データのご提供だけでなく、評価目的に最適な手法・条件・設備のご提案や、規格外評価のためのオリジナル設備・治具の設計製作にも対応しています。 また、計測・試験・分析の3つの評価技術を複合的に取り扱っていますので、多様な設備を横断する複合業務や、より多角的な評価方法のご提案も可能です。