【新機能追加】従来の低圧浸炭以外の処理が新たに追加され、多機能型に生まれ変わりました (2025/11/25付)
当社のICBPも2000年3月に日本国内へ初号機を導入以降、多くのユーザー様にご愛用いただいて参りました。ここに四半世紀を迎えるにあたり、次世代技術への対応となる新機能を追加しました。 【新機能】 ・低圧浸炭窒化、ガス窒化、軟窒化 →低温域から高温域までの低圧下における窒化に関わるプロセスを複合的に行う事ができるようになり、より高硬度・焼き戻し軟化抵抗・耐摺動・耐腐食といった付加性能を加える事が可能です また従来よりカーボンニュートラル対応として一切の燃焼を伴わないプロセスは踏襲しており、環境負荷軽減への対応も変わりなく備えております。 更に将来的に起きると想定される様々な経営環境の変化に合わせ、生産量対応へのフレキシビリティ性はそのままの上で処理法が追加されましたので、このシステムへ多くの処理を集約可能となりました。 加えて数年前より「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」の制度に対し、本システムは認証を取得いたしました。 是非この次世代仕様へアップグレードされましたICBP-FLEXについて、お気軽にお問い合わせください。
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基本情報
【対応処理】 ■低圧浸炭 ■高濃度浸炭 ■無酸化焼鈍 □低圧浸炭窒化 (New!) □ガス窒化 (New!) □軟窒化 (New!) 【特長】 ■システム内は減圧下を常時制御し室内酸素量がごく僅かなため、処理品の表面が酸化しません ■生産量の増減に合わせて１セル(室)単位での稼働もできるフレキシビリティ性を持つ ■減圧下のオイルクエンチ対応 ■加圧窒素による10barガスクエンチ対応 ■条件設定ソフト「インフラカーブ」プロセスにより、最小トライ回数で条件出しが可能 ■1100℃までの加熱が可能で、浸炭プロセスの高速化が可能 ■各セル毎で異条件の並行処理が可能 ■従来のガス浸炭炉に対し、大幅なCO2排出削減を達成 ■プロセスに燃焼を用いないため、無人全自動操業が可能 ■雰囲気炉と異なりシーズニングプロセスが不要なため、短時間での立ち上げが可能 ■セル(室)の断熱構造により近傍エリアにあっても作業環境を悪化させない ※詳しくはカタログをダウンロード、もしくはお気軽にお問い合わせください。
価格情報
ご要望の仕様に応じて型式およびオプション有無などをご選択いただいた上での価格算出となります 詳しくはお問い合わせください
納期
※ご要望の仕様によって製作期間が異なります
用途／実績例
【代表的な用途】 ・輸送機器用熱処理部品 ・建設機械部品 ・汎用工業製品 【実績】 世界各国へ394システム、1808セル(室)の導入実績があります …2025年10月末時点
詳細情報
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システムの標準的なイメージ図となります
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解析シミュレーションを用いて、最適な処理となる設計がされています
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専用ソフト「インフラカーブ」は熱処理条件を設定する事が可能であり、トライ＆エラーを最小に抑える事が可能です
ラインアップ（3）
| 型番 | 概要 |
|---|---|
| No.1 低圧浸炭 FLEX | 浸炭セル：低圧浸炭、高濃度浸炭、無酸化焼鈍 |
| No.2 低圧浸炭 FLEX＋低圧浸炭窒化 CCN | 浸炭セル＋窒化セル：No.1に加え低圧浸炭窒化対応 |
| No.3 低圧浸炭 FLEX + ガス窒化 CRV | 浸炭セル＋ガス窒化セル：No.1に加えガス窒化、軟窒化 |
カタログ（1）
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企業情報
最先端技術の追求は、同時に自然環境に対する負荷を極限まで小さくする取り組みと私たちは考えています。 この美しい地球の海、川、山に住む生物たちとの共存を可能にするため、私たちのテクノロジーが、ものづくりのプロセスのなかで活躍しています。 エコロジーに対する思いやりをもちながら、私どもはサーマルサイエンスのフォアランナーとして、無公害自動車開発へ向けての機械機能向上技術などスペシャリティを追求した付加価値の高い製品開発を推進しています。 そして、多角的な経営展開と競争力のある製品技術の新規分野への参入など積極的な事業展開により、経営基盤の安定化を図っています。 また世界最高レベルの技術を保持するトップリーダー各社との技術提携により、新しい時代感覚と高度な技術力を蓄えて、世界中のユーザー様から厚い信頼を得ております。
