ナノシリコンの最新技術と応用展開
序章 ナノシリコン応用の最新動向 第1章 フォトニクス 1. シリコンフォトニクス 2. シリコンフォトニック結晶 3. ナノシリコン発光材料・デバイス4. シリコン量子構造の光増幅 5. ナノ構造シリコンの光導電 6. シングルフォトン検出 7. ナノシリコンの光増感作用 第2章 エレクトロニクス 1. キャリア輸送2. 単電子デバイス 3. 強磁性ホイスラー合金の原子層制御エピタキシャル成長とSiGeスピントロニクス 4. ナノCMOSデバイス 5. NEMSとナノデバイス 6. トンネルデバイス 7. 弾道電子エミッタによる並列EBリソグラフィ 8. 弾道電子エミッタの気体中動作による真空紫外光発生 9. 弾道電子エミッタの超高感度撮像への応用 10. ナノシリコン電子源の水溶液中動作 第3章 アコースティクス 第4章 バイオ応用 第5章 プロセス技術 1. プラズマ技術によるナノシリコンドットの作製 2. ナノシリコン構造形成SPM技術 3. シリコンナノワイヤ・チェインの作製技術
この製品へのお問い合わせ
基本情報
本書は,量子サイズや量子構造のシリコンに焦点を当て,その機能探索と応用研究の動向をまとめたものである。量子サイズ領域では,半導体の最も基本的な物性値であるバンドギャップが拡大する。それによってバルクシリコンにはなかった特性が生まれ,あるいは本来の性質が強まったり,失われたりする。 本書では,序章でナノシリコンの応用可能性について概観した後,第1章でフォトニクス,第2章でエレクトロニクス,第3章でアコースティクス,第4章でバイオ応用について,第5章ではこれらの基本となるプロセス技術について,研究開発の状況を第一線の方々にまとめていただいた。ご執筆下さった皆様に深く感謝申し上げます。 デバイスの基幹材料であるシリコンは,超LSIをはじめ,光応用,MEMS,バイオ分野で今後ますます重要になっていく。別の顔をもつシリコンとして, ナノシリコンの特異な機能がバルク本来の特性と融合し,新しいデバイスの開発につながることを願っている。本書がその一助となれば幸いである。
価格情報
-
納期
用途/実績例
ナノシリコンの最新技術と応用展開 Developing Nanosilicon Technology and Device Applications 監修 東京農工大学大学院 工学府 特任教授 越田信義 氏 発行年月 2010 年6月下旬 体裁B5判,約250ページ 定価 68,250円(本体65,000円+税5%)
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
弊社は、化学、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品、建材など、幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために、「セミナー企画」に始まった事業領域を「講師派遣」「出版企画」「技術コンサルタント派遣」「動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサルティング」といった様々な事業形態(新事業)に展開することで、ここまで企業を発展させ、新たな市場を開拓してきました。AndTechはこれからも、クライアントの声に耳を傾け、クライアントが望む事業領域・市場に進出して、共に悩み、共に考え、共に道を切り拓く企業として、クライアントに愛される意味を見失わないことをお約束いたします。