水素ガスを利用し、ステンレスの光輝処理が可能!
ステンレスを還元性雰囲気(水素、水素+窒素、アンモニア分解ガス)で熱処理し、 光輝な状態(光り輝く銀白色)に仕上げる連続式熱処理炉です。 還元雰囲気を使用せず、真空炉での光輝処理も行われていますが、表面組織の劣化、 表面酸化皮膜の不生成等の問題が発生することがあります。 その点、本装置であれば、クロム(Cr)などの蒸発・蒸着が起こり、加熱時間が短く、 冷却速度が速いので、機械的性質と耐食性が優秀です。
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基本情報
本装置には水平型(ストレート)と傾斜型(ハンプバック)2種類のタイプがあります。 プレス部品や機械加工部品の量産処理用連続熱処理炉は、処理物の材質や形状に合わせ最適条件をご提案致します。 【仕様】 ◇ 温度:1100℃ ◇ 間口幅:60 〜 450mm ◇ 加熱長:600 〜 5000mm 弊社 那須工場(栃木県)にて、製品サンプルの実験・試作を行うことも可能です。 ※詳細は、カタログダウンロードもしくはお問合せ下さい。
価格情報
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納期
用途/実績例
● オーステナイト系の焼なまし、固溶化処理 帯板(条)、直管パイプ、フレキシブルパイプ、丸線、異型線、プレス塑性加工品 ● マルテンサイト系製品の焼入れ硬化 マイクロシャフト、刃物、手工具、医療機器 ● フェライト系の焼なまし 加工応力の除去、溶接応力除去、クリープ破断強度向上 国内外に数百基の実績があり、さまざまな分野で活躍しています。
カタログ(4)
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企業情報
弊社はアルミ・銅などの溶解関連、ガラス・環境分野・新素材開発・鉄(鋼)・非鉄金属部品の熱処理、大学や企業の研究室など、様々な分野で必要とされる各種工業炉を設計・製造・販売しています。 また、工業炉メーカーでありながら、大手製鉄メーカーのプラントメンテナンスも請け負うなど、創業以来半世紀以上にわたり、数々の経験と実績で産業界から高い評価を頂いています。 2020年4月より金型・治工具、小物部品の熱処理及び水素雰囲気熱処理を中心とした光輝熱処理を得意とするThermalを統合することにより、小ロット少量生産から大型大量生産まで各種加熱装置が提供可能となりました。 海外展開も積極的にすすめており、顧客の東南アジアを中心とする海外進出に伴って、当社の技術は海外でも数々の実績を収めています。 目的・用途に合った加熱装置・熱処理装置・関連装置をご提案致します。