板金加工の基礎知識 ~ 溶接加工(7)
板金加工の基礎的な知識をご紹介します
「溶接加工」とは、2つ以上の金属部品を接合する加工です。 このページでは ツボタテクニカで実施している溶接法のうち「スタッド溶接」、「プロジェクション溶接」について紹介しています。 ○スタッド溶接 平板に『おネジ(スタッド)』や『めネジ(ボス)』を溶接します。 スタッド、ボス、溶接機、全て専用のものを使います。 溶接したスタッドには部品を取り付けますが、溶接面積が小さいことから溶接の強度はそれほど強くないため、 基板などの軽いものを固定するために使います。 ○プロジェクション溶接 母材に対して板金の端面やナットの角(ツノ付きナットを用意します)などを押し当て、そこに集中して電気を流すことで溶融、接合します。 これも専用の溶接機で加工します。 スタッド溶接よりも強度が出せるので、アジャスターやキャスターを受ける大径のナットの溶接などに用います。 他にロウ付けなどの加工も実績がありますが、ここでは割愛します。
- 企業:株式会社ツボタテクニカ
- 価格:応相談