技術情報誌 202201-02 fsLA-ICP-MS
フェムト秒レーザーアブレーション-誘導結合プラズマ質量分析法は生体組織中に極微量で存在する元素の二次元分布解析に有用な手法である
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 固体試料の局所における無機元素を迅速かつ高感度に分析可能なfsLA-ICP-MS(フェムト秒レーザーアブレーション-誘導結合プラズマ質量分析法)は、生体組織中に極微量で存在する元素の二次元分布解析に有用な手法として注目されている。本稿では、fsLA-ICP-MSの特徴と、組織中の薬剤分布評価事例や、独自に調整した標品を用いた定量イメージング事例を紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.fsLA-ICP-MSの概要と特徴 3.BNCT用ホウ素薬剤の分布評価 4.マウス脊髄中の鉄、亜鉛定量イメージング 5.まとめ
- 企業:株式会社東レリサーチセンター
- 価格:~ 1万円