フェムト秒レーザーアブレーション-誘導結合プラズマ質量分析法は生体組織中に極微量で存在する元素の二次元分布解析に有用な手法である
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。 【要旨】 固体試料の局所における無機元素を迅速かつ高感度に分析可能なfsLA-ICP-MS(フェムト秒レーザーアブレーション-誘導結合プラズマ質量分析法)は、生体組織中に極微量で存在する元素の二次元分布解析に有用な手法として注目されている。本稿では、fsLA-ICP-MSの特徴と、組織中の薬剤分布評価事例や、独自に調整した標品を用いた定量イメージング事例を紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.fsLA-ICP-MSの概要と特徴 3.BNCT用ホウ素薬剤の分布評価 4.マウス脊髄中の鉄、亜鉛定量イメージング 5.まとめ
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基本情報
技術情報誌The TRC News「fsLA-ICP-MSによる生体組織中の微量元素イメージング」 【要旨】 固体試料の局所における無機元素を迅速かつ高感度に分析可能なfsLA-ICP-MS(フェムト秒レーザーアブレーション-誘導結合プラズマ質量分析法)は、生体組織中に極微量で存在する元素の二次元分布解析に有用な手法として注目されている。本稿では、fsLA-ICP-MSの特徴と、組織中の薬剤分布評価事例や、独自に調整した標品を用いた定量イメージング事例を紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.fsLA-ICP-MSの概要と特徴 3.BNCT用ホウ素薬剤の分布評価 4.マウス脊髄中の鉄、亜鉛定量イメージング 5.まとめ 【図表】 図1 ICP-MSの構成 図2 fsLA-ICP-MSの構成 表1 fsLA-ICP-MS, NanoSIMS, TOF-SIMSの比較 図3 マウスがん組織のBNCT用ホウ素薬剤分布像 図4 FeおよびZnの脊髄用検量線 図5 マウス脊髄(腰髄)中のFe, Zn定量イメージング結果(n=3)
価格情報
2,200円(税込)
価格帯
~ 1万円
納期
即日
※web申し込み、Paypal決済
用途/実績例
https://www.toray-research.co.jp/technical-info/trcnews/ をご覧下さい
企業情報
株式会社東レリサーチセンターでは、受託分析・受託調査を通じて、研究開発や生産分野における様々な課題に対して、分析技術や物性解析による技術支援を行っております。分析・物性評価の長年の実績と豊富な経験に基づき、高度で広範囲にわたるお客様のご要望にお応えできるよう努力を続けております。