色ムラを防ぐ塗装条件の標準化
色ムラは見た目だけの問題ではありません。攪拌、希釈、膜厚、焼付の4条件で品質差が出ます。
色ムラやロットごとの色違いは、得意先で比較された瞬間にクレーム化しやすい不良です。 原因は塗料の色だけではありません。 塗料の攪拌、希釈率、膜厚、焼付条件の4条件が少しずつずれることで、同じ色番でも見え方が変わります。 膜厚が薄い部分は防錆性が落ち、厚い部分はタレや乾燥不良を招くため、色ムラは品質ばらつきのサインでもあります。 初動では、限度見本との差、発生ロット、塗装面の向き、膜厚測定値を確認します。 対策は、攪拌時間、希釈条件、測定箇所、焼付温度を標準化し、ロットごとの記録を残すことです。 さらに限度見本を使えば、作業者ごとの判断差を減らせます。 色ムラ対策は見た目を整えるだけでなく、膜厚不良やタレの予防にもつながります。 条件管理の見直しには、工程確認資料をご活用ください。 色の判断を感覚に頼ると再発します。 数値記録と限度見本を併用し、合否の基準を現場で共有することが重要です。
- 企業:永和工芸株式会社 平野塗装工場
- 価格:応相談