コイルスプリングのメーカーや取扱い企業、製品情報、参考価格、ランキングをまとめています。
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コイルスプリング - メーカー・企業6社の製品一覧とランキング

更新日: 集計期間:2025年10月08日~2025年11月04日
※当サイトの各ページの閲覧回数を元に算出したランキングです。

コイルスプリングのメーカー・企業ランキング

更新日: 集計期間:2025年10月08日~2025年11月04日
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  1. 鶴岡発條株式会社 山形県/機械要素・部品
  2. 株式会社関西発條製作所 奈良県/機械要素・部品
  3. 天伸株式会社 本社 千葉県/製造・加工受託
  4. 4 有限会社大日本スプリング製作所 大日本 大阪府/産業用機械
  5. 5 理研発条工業株式会社 大阪府/製造・加工受託

コイルスプリングの製品ランキング

更新日: 集計期間:2025年10月08日~2025年11月04日
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  1. 引張バネ 絞り丸フック 破損・折損対策 鶴岡発條株式会社
  2. バネの熱処理 低温焼き鈍し ブルーイング 鶴岡発條株式会社
  3. バネ スプリング 巻数の数え方 鶴岡発條株式会社
  4. 4 株式会社関西発條製作所 会社案内 株式会社関西発條製作所
  5. 5 圧縮バネ SUS304-WPBΦ0.35 バネ指数 鶴岡発條株式会社

コイルスプリングの製品一覧

1~15 件を表示 / 全 21 件

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コイルスプリング

コイルスプリング

コイルスプリング、ヒキバネ、皿バネ、捻りバネ、ゼンマイバネ、耐熱バネ

  • ばね

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コイルスプリング 製品カタログ

ばねの概要や各種ばねの規格仕様などを掲載!

『コイルスプリング 製品カタログ』は、金型標準部品の販売や 金型部品・機械部品の製造を行っているオネストン株式会社の製品カタログです。 当カタログでは、ばねの概要やばねの選び方および 各ばねの使用回数と圧縮比の関係、許容差などを掲載しています。 また、「強力ばね TF(軽小荷重)」をはじめ、「高たわみ用強力ばね TR」や「丸線コイルばね LR」など各種ばねも掲載しています。 【掲載内容】 ■ばねの概要 ■標準ばねシリーズ荷重曲線図(ばねの選び方) 強力ばね ■標準ばねシリーズ荷重曲線図(ばねの選び方) 高たわみ用強力ばね ■標準ばねシリーズ荷重曲線図(ばねの選び方) MR、LR 丸線コイルばね ■各ばねの使用回数と圧縮比の関係、許容差 強力ばね  他 ※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。

  • その他機械要素
  • その他金型
  • その他

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バネの変形・ヘタリ 原因と対策

バネの仕様を変えることで、ヘタリを防止することが可能です

「バネを使用中に、バネの力が弱くなってしまう」というご相談があります。 これは、バネの「ヘタリ」が原因です。 「ヘタリ」は、バネの使用中に素材が塑性変形し、バネの寸法が変化してしまう現象で、素材の強度不足が原因です。 素材の強度が適正かどうかは、バネの使用状況をもとに計算で求めることが出来ます。 「ヘタリ」の対策は、材質をより耐久性の高いものに変える、線径を太くする、などの仕様変更となります。 その際、バネの力加減(バネ定数や荷重)を変えないよう仕様を選定するのですが、バネの入るスペースに制限がある場合は、お客様と打合せしながら進めることになります。 なお、素材の強度計算の結果に問題が無い場合、1)バネ成形後の熱処理が適正でない、2)耐熱温度を超えた環境で使用している、などが「ヘタリ」の原因と考えられます。 当社は、ヘタリ・変形などの、バネのトラブルに対応いたします。 サンプルなどを送っていただければ、当社で強度・耐久性を検証のうえ、改善対策をご提案いたします。 技術スタッフが丁寧に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

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圧縮バネ SUS304-WPBΦ0.35 バネ指数

D/d(デーバイデー)とも呼ばれる「ばね指数」は、加工の難易度の目安となる値です

材質は「ばね用ステンレス鋼線・SUS304-WPB」を使用しています。 線径Φ0.35の材料をコイル平均径Φ11mmで巻いています。 ばね指数=約31もあり、コイリング加工の難易度が高いばねです。 ばね指数とは、コイル平均径を線径で割った値で、ばねを加工する際の難易度の目安となる値です。 ばね指数=D/d(デーバイデー)とも呼ばれます。 JIS規格では、ばね指数は4以上22以下が望ましいとされています。 ばね指数が4以下だとコイル径が小さく窮屈で巻き難い、ばね指数が22を超えるとコイル径が大きくフワフワして巻い難い、そんなイメージです。 本スプリングは、ばね指数が22を超えて31もありますが、どうでしょうか。 かなり綺麗に巻けているのではないでしょうか。 ばね、スプリングでお困りの際は、お気軽にご相談ください。 技術スタッフが丁寧に対応いたします。 技術担当:氏家(うじいえ) 電話:0235-22-0407 FAX:0235-22-0546 メール:web@tohj.com ばね、スプリングの鶴岡発條株式会社 WEB会議にも対応しております

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圧縮バネ りん青銅線・C5191WΦ0.26 復帰スプリング

センサーで自由長を制御し、取付~最大荷重のバラツキを抑えます

電磁弁の可動鉄片制御に用いられるバネです。 取付~最大荷重を精度よく管理するため、検長機というセンサーを用いています。 検長機は、コイリング加工時に、バネの自由長を自動で測定・調整するセンサーです。 バネの荷重のバラツキは、自由長のバラツキにほぼ比例するため、この検長機による制御が有効です。 材質は「りん青銅線・C5191W」を使用。 スプリング成形後、熱処理によりバネ性を高めています。 同様のバネは、「ピアノ線・SWP-A、SWP-B」「ばね用ステンレス鋼線・SUS304-WPB、SUS316-WPA」などで実績があります。 ばね、スプリングでお困りの際は、お気軽にご相談ください。 技術スタッフが丁寧に対応いたします。 技術担当:氏家(うじいえ) 電話:0235-22-0407 鶴岡発條株式会社 電話:0235-22-0407 FAX:0235-22-0546 メール:web@tohj.com

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圧縮ばね ボルトねじ込み スプリングの固定

バネをM10のボルトにねじ込んで使用します

材質:ピアノ線A種・SWP-A 線径:Φ1.5 バネの右側の端末は、5巻きの密着巻きです。 M10のボルトがスムーズにねじ込みできるよう、内径を管理しています。 密着巻にボルトをねじ込む方法は、バネの固定方法で時々用いられます。 線径やコイル内径を変えることで、ねじ込む際の感覚(ナットに組付けるようにスムーズに、少し効かせながらきつめに、など)を、自由にコントロールできます。 リクエストをもとに試作を製作し、ご評価いただきます。 左側の端末は、ピッチ巻きのオープンエンドです。 弊社は、バネの製造、設計~試作をうけたまわっております。 技術スタッフが丁寧に対応いたしますので、お困りの際は、お気軽にご相談ください。 鶴岡発條株式会社 担当:氏家(うじいえ) 電話:0235-22-0407 FAX:0235-22-0546 メール:web@tohj.com

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圧縮バネ バレル研磨 光沢仕上げ

バレル研磨でピカピカに仕上げています

材質:ばね用ステンレス鋼線・SUS316-WPA 線径:Φ4.0 バネ加工後に、バレル研磨で表面をピカピカに仕上げています。 メディアの材質や大きさ、研磨時間を細かく設定することで、写真のような光沢が出ます。 展示会で現物を展示するのですが、本当にバレル研磨だけで?と光沢具合に皆さん驚かれます。 現場の試行錯誤に感謝です。 バネ、スプリングでお困りの際は、お気軽にご相談ください 鶴岡発條株式会社 担当:氏家(うじいえ) 電話:0235-22-0407 FAX:0235-22-0546 メール:web@tohj.com

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バネ スプリング 巻数の数え方

バネの巻数の数え方には、注意が必要です

写真の圧縮バネの巻数を数えてみます。 線の本数=〇の数=5本、よって巻数=5巻、ではない所に注意が必要です。 バネの場合は、ぐるっと1周したところで1巻と数えます。 左端から数え始めると、赤〇のところで1巻になります。 星印のところは、まだ1巻未満、おおよそ0.5巻となります。 このバネの巻数=4巻です。 ちなみに、両端の1巻は隣のコイルに接しており、「座巻き」と呼ばれます。 座巻きの役割は、立てた時の座りを良くすることで、座巻き自体はバネとしては働きません。 座巻きを除いた巻数=バネとして有効に働く巻数を、有効巻数と呼びます。 このバネは、有効巻数=2巻、総巻数=4巻、となります。 ばね・スプリングの質問、お困りごとなどございましたら、お気軽にご相談ください。 技術スタッフが、丁寧に対応いたします。 技術担当:氏家(うじいえ) 電話:0235-22-0407 FAX:0235-22-0546 メール:web@tohj.com 鶴岡発條株式会社 WEB会議にも対応しております

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【製造事例】コイルボーン

長さは、70mm~400mmまで任意に設定可能!フレキシブルに曲げる事が出来ます!

当社が製造した『コイルボーン』をご紹介します。 女性用インナー、矯正下着、医療用コルセット等で使用。製品の特長として、 右巻き、左巻きのばねを組み合わせて製作する事により、フレキシブルに 曲げる事が出来ます。 線経0.6~0.7mmタイプは、女性用インナー、矯正下着、膝当てサポーター等に 使用され、線径1.0mm以上のタイプは、医療用のコルセット等に使用されています。 長さは、70mm~400mmまで任意に設定可能です。 【事例概要】 ■業界:衣料・医療 ■材質:硬鋼線(SWC) ■生産ロット:1,000本~ ■サイズ:Φ1.0×15.0w ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

  • インダクタ・コイル
  • 加工受託

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1個~量産まで対応!【精密極細のオーダーメイドのばね】

弊社では、0.04mmからのコイルスプリングなど特注のばねも1個から対応!試作、開発、などばねの事ならご相談ください!

コイルスプリング(圧縮ばね・引張りばね・捻りばね)・薄板ばねの精密ばねメーカーです。 極細・極小ばねから複雑な線細工品まで高い技術力でお応え致します。 薄板ばねの順送金型も自社工場で製作をしていますので、高精度・難加工も対応しています。 ばね以外にも精密板金部品・プレス部品・組立部品等、各種製品の試作から量産まで お気軽にお問合わせ下さい。 【特徴】 ■圧縮ばね ■引っ張りばね ■捻りばね ■薄板ばね ■極細・極小ばね etc... ※詳しくはPDFをダウンロード、もしくはお問合せください。

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引張バネ 絞り丸フック 破損・折損対策

絞り丸フックは、折れや変形に強いフック形状です

写真のバネは、当社で設計~試作した折損対策品です。 抜け止め加工したフックをボディに組み込んだ構造で、JIS規格では「絞り丸フック」といいます。 折れや変形といったトラブルに強いフック形状です。 「絞り丸フック」であれば、ボディとフックを別々に設計できます。 バネの力加減(バネ定数や荷重)を変えずに、フックの強度だけを上げることが出来るため、バネを折れにくく設計する際には、有効な手段になります。 なお、「絞り丸フック」ほどではありませんが「丸フック(曲げR大)」も、折れや変形に強いフック形状です。 コスト的には「丸フック(曲げR大)」が有利ですので、こちらもご検討に値すると思います。 丸フックに付きましては、関連リンクをご参照ください。 折損や変形など、バネのトラブルでお困りの際は、お気軽にご相談ください。 折れたサンプルなどを送っていただければ、改善対策をご提案いたします。 鶴岡発條株式会社 担当:氏家(うじいえ) 電話:0235-22-0407 FAX:0235-22-0546 メール:web@tohj.com WEB会議にも対応しております

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スプリングアーム SUS304-WPBΦ0.5 つぶし加工

ツブシ加工部分は樹脂コーティングの抜け止めとして機能します

材質は「ばね用ステンレス鋼線・SUS304-WPB」、線径はΦ0.5です。 マルチフォーミング機で曲げ加工した後、先端をツブシ加工しています(黄色矢印部)。 ツブシ加工は、専用治具を用いたハンドメイドで仕上げます。 ツブシ部分は、後工程で樹脂コーティングする際の、抜け止めとして機能します。 当社はワイヤーフォーミング、曲げ加工をうけたまわっております。 お困りの際は、お気軽にご相談ください。 技術スタッフが、丁寧に対応いたします。 電話:0235-22-0407 FAX:0235-22-0546 メール:web@tohj.com 技術担当:氏家(うじいえ) 鶴岡発條株式会社 WEB会議にも対応しております。

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ロックピン 硬鋼線・SW-CΦ1.2 バレル研磨

細かなバリなどを除去するため、バレル研磨を施行しています

材質は「硬鋼線・SW-C」を使用。 「硬鋼線」は、同じく鉄系のばね材「ピアノ線」に比べ、耐久性は劣るものの、加工性が良く安価な材料です。 成形後に熱処理し、細かなバリなどを除去するため、バレル研磨を行います。 表面処理は「無電解ニッケルメッキ」です。 スプリング、フォーミングでお困りの際は、お気軽にご相談ください。 技術スタッフが、丁寧に対応いたします。 鶴岡発條株式会社 担当:氏家(うじいえ) 電話:0235-22-0407 FAX:0235-22-0546 メール:web@tohj.com WEB会議にも対応しております

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バネの荷重 静荷重と動荷重

バネに負荷される荷重には、大まかに分けると、静的荷重と動的荷重の二種類があります

◎ 静荷重 下記1)、2)の場合が当てはまります。 1) バネの使用中、荷重の変動がない(一定の荷重が負荷される) 2) 荷重の変動はあるが、繰り返し回数が生涯で約1,000回以下 ◎ 動荷重 繰り返し荷重とも言われ、大半のバネがこちらに該当すると思います。 バネの耐久性の評価方法も、それぞれ異なります。 静荷重が負荷される場合は、材料が塑性変形しないか、が評価基準となります。 バネに「ヘタリ」が生じなければOK、という考え方です。 動荷重の場合は、ヘタリが生じないのは当然として、疲労破壊するまでバネが何回耐久するのか、という寿命計算での評価になります。 ちなみに、1千万回耐久する=半永久的に耐久する、とみなします。 金属の”疲労”とは、繰り返し荷重による微細亀裂の進行です。 通常、塑性変形を伴いませんので、ヘタリや変形などの前触れもなく突然破損にいたる、とても厄介な現象です。 以上、静荷重と動荷重、その評価方法の大まかなご説明でした。 ご説明が不足した点、ご不明の点などございましたら、お電話やメールでお問合せ下さい。

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バネの熱処理 低温焼き鈍し ブルーイング

バネ成形後には必ず熱処理を行い、残留応力を取り除きます

バネ材を加工すると、材料内部に残留応力が生じます。 この残留応力を放っておくと、バネは加工前の形状に戻ろうとして、時間経過とともに変形してしまいます。 この現象(スプリングバック)を避けるため、バネ成形後には必ず応力除去の熱処理を施します。 熱処理温度は高い方が、残留応力はよく除去されます。 しかし、バネ材は450度(※)を超えた熱が加わると、急激に強度が下がるという特性があります。 そのため、バネの応力除去の熱処理は、200度~450度の比較的低温で行われます。 この熱処理を「低温焼き鈍し(ていおんやきなまし)」と言います。 (私たちバネメーカーの現場では、テンパーと呼んでいます) ピアノ線など鉄系の材料は、低温焼き鈍しによって材料表面に酸化鉄被膜が生成され、その色は熱処理温度が上がるにつれて、茶色~深い青色(写真)に変化します。 この青い色味から、低温焼き鈍しはブルーイング処理と呼ばれることもあります。 ただし、ステンレス鋼の場合は熱処理しても色の変化があまり無いため、バネ全般に対する熱処理の表現として、”ブルーイング”は適切でないように思います。

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