塗膜はがし(塗装剥離)で製品の再利用を
私ども永和工芸は、創業以来、お客さまのご要望に従い、その時々で必要とされる数々の設備機器を導入してきました。 塗膜をはがすための設備も、そのひとつです。 塗装不適合品や色を変更したいというご要望にに対し、一旦塗装された製品をはがして再塗装する事ができます。 素材や形状等によっていくつかのパターンで剥離処理をします。まずは、剥離したい製品の状況をお聞かせ下さい。最適な方法をご提示いたします。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
塗装製品のはがし・・・形状、素材、製品の用途によって、いくつかのパターンを選択します。詳しい状況をお聞かせ下さい。 1)マイクロヒーティングの加熱による塗膜はがし。400度程度まで加熱するのでアルミや亜鉛等の熱に弱い製品には使用できません。処理後ブラストできれいに洗浄します。 2)酸性の剥離溶剤による塗膜はがし。酸性の溶剤に製品をディッピングして剥離します。鉄製品は錆びてしまうので使えません。 3)アルカリ性の剥離溶剤による塗膜はがし。アルカリ性の溶剤に製品をディッピングして剥離します。亜鉛ダイカストやアルミダイカストはアルカリに弱いので使えません。 これらの処理を施した後にブラスト等で製品全体をきれいに洗浄して再塗装できる状態にします。 金属製品にウレタンゴムもしくは他のゴムがついている製品でゴムを除去したい時・・・厚いウレタンゴムでも除去可能です。詳しい状況をお聞かせ下さい。可能かどうかを判断いたします。 塗装治具についた塗膜を除去したい時・・・塗装治具(網・ハンガー等)についた塗膜を除去することができます。素材や形状、サイズによって変わりますのでご相談下さい。
価格帯
納期
※製品の素材、数量、塗装されている塗膜の状態によって変動しますので、お気軽にお問合せ下さい。
用途/実績例
鉄素材で焼付け塗装がされた製品 アルミダイカスト製品 亜鉛ダイカスト製品 ステンレス製品 亜鉛メッキ上に焼付け塗装がされた製品 紛体塗装が施されている製品
企業情報
創業は1958年。約半世紀前になります。 当時から他に先駆けて塗装工程の機械化を推し進め現在の3つの塗装ラインを持つに至りました。 それに加えて50年の様々な業界業種の製品の取り扱いの実績により塗装可能なバリエーションを増やして来ました。そのような環境の中で出来ないことを出来るようにということを常に心がけてやってまいりました。 また、メッキなど表面処理という様々な加工技術を考えて塗装を含めた最適な表面処理をご提案させていただいています。