既存設備への組み込みで蒸気改質を行い10~20%の省エネを実現!
「バイソンサイクロン」はボイラーと既存の工場送りヘッダー配管の途中に組み込むだけで、絞り減圧効果により乾き度がアップした蒸気を作り出す蒸気圧力調節器です。熱水ドレンの排出による熱損失を失くし、省エネを実現します。 湿り蒸気を改質し、ドレンになりにくい過熱気味の乾き蒸気へと変換して排出しますので、装置にボイラー蒸気を通すだけで、ほぼドレンを生じることなく送気ができます。熱損失を減らすことで、ボイラー燃料費や排出CO2の削減を実現します。 【特長】 ●本体内で熱水ドレンを再蒸発させ、ドレンによる熱損失をほぼゼロに ●過熱気味の蒸気に成る為、送気中もドレンになりにくい ●既存の設備に組み込み蒸気を改質10~20%の省エネを実現
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基本情報
◆蒸気サイクロンを作る16個のノズル(絞りノズルの穴は1個に7~10個)により、水分の多い湿り蒸気を絞ったあと一気に吹き出し膨張させ、“絞り減圧効果”により乾き度がアップした蒸気を作り出します。 ◆減圧し(0.2~0.4MPa程度)水分を再蒸発させ安定した高温の乾き蒸気を蒸気サイクロンの中心部から送りだします。 ◆2次側蒸気ヘッダーに送り込まれた安定した高温の蒸気(又は飽和蒸気)は、工場への送気中もドレンになりにくく、非常に良い状態で蒸気使用設備・機械へ供給されます。 ◆バイソンサイクロンの効果を更に高める為には、ボイラーで出来るだけ高い圧力(例:0.8~0.9MPa)の蒸気を発生させ、これを当機で減圧して(例:0.2~0.3MPa)工場に送気します。そうすることにより、過熱気味になった蒸気を得る事が可能です。
価格帯
納期
用途/実績例
【ボイラー蒸気節減対策】 バイソンサイクロンはこんな工場でお役にたちます 〇蒸気改質を検討している工場 〇使用蒸気圧が0.5~0.6MPa以下の工場 〇ボイラーをお使いの工場 〇貫流ボイラーを台数制御してお使いの工場 〇ボイラー室と工場の設備・機械までの距離が長い工場 〇ドレンが多い工場
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弊社は昭和11年に内外特殊練染工場として創業しました。 染色加工業より始まり、時代と共に常に新しい技術を追求していくうちに「無いものは造ればいい」という発想からエンジニアリング部門を経て、平成5年に現在の内外特殊エンジ株式会社を設立しました。 弊社では特許繊維加工機械・各種省エネ装置・小型風力発電機の製造販売を行っております。中でも省エネ装置については、既存理論や技術にとらわれない、高性能な省エネ装置の開発が必要と考え、経営革新に取り組み、平成22 年には京都府知事より事業活動の促進に関する経営革新の承認を得、平成23年には経済産業省「新連携事業」にも認定されました。弊社は既成概念にとらわれず、常に新たな発想で世の中のニーズに応えられるよう、日々考案努力しております。