ロータに組み込まれた新開発の圧電式センサは、高速切削時の動的な信号を測定可能!
この回転式切削動力計は水晶圧電式の4成分動力計です。回転工具に作用する切削時の3成分力とトルクを測定します。測定データを非接触で伝達します。 -* 特長 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- • 回転中の切れ刃に作用する切削力を測定 • 3成分力、Fx、 Fy、 Fz とトルクMzの合計4成分を測定 • 最大回転数:20,000 min–1 • 非接触式 • 内部切削液供給 • 従来の機械のスピンドルインタフェースを使用可能 • ERクランプ付きツールホルダ • 偏芯およびバランス性を高精度に維持
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基本情報
4成分回転式動力計は、ロータ、ステータ、接続ケーブルおよびシグナルコンディショナから構成されています。ロータのタイプは、必要とされる機械側の主軸タイプによって決まります。圧電式4成分センサと4チャンネルチャージアンプはロータに組み込まれており、半径方向の力、FxおよびFy、軸方向の力Fz、トルクMzを測定します。 チャージアンプから出力した電圧はデジタル化され、ステータに伝送されます。チャージアンプのレンジ選択と電源はステータから非接触でロータへ伝送されます。ステータと工作機械の間には数ミリの隙間があります。 シグナルコンディショナは、測定システムを制御します。また、測定範囲は3つから選択可能で、測定は手動またはシリアルインタフェースを介して開始することができます。出力信号は、±10Vのアナログ電圧です。 データはキスラー社製のDynoWare、または互換性のあるデータ収集ソフトウェアを使って記録可能です。
価格帯
納期
用途/実績例
• 切削加工時の機械的負荷の測定 • 摩耗解析 • 切削パラメータの最適化 • 材料固有の比切削抵抗 • 工具の形状とコーティングの最適化 • 切削シミュレーションの検証
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企業情報
日本キスラーは、水晶圧電式の技術で世界をリードしているキスラーインストルメンテ社(スイス)の日本法人です。 キスラー社は長年にわたって製品研究開発へ多額の投資を行い、多くの革命的な技術開発を成し遂げ、あらゆる測定上の問題を世界に先駆けて解決してきました。 日本キスラーは1985年の創立以来、経験に裏付けされた高い技術力をもとに、国内およびアジアパシフィック地域のお客様に、圧電式センサ、歪センサ、チャージアンプ、データ処理/解析ソフトなど多岐に渡る製品、および関連機器の販売、技術サポート、品質管理サービスを提供し続けています。 ※弊社の取り扱い製品一覧や新着ニュースにつきましては、ぜひ「特設サイト」よりご覧ください。 https://premium.ipros.jp/kistler/ ※また、ご質問などはご遠慮なく下記「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。