グラファイト系の伸縮性ストレッチャブル導電性ペースト 伸縮性ストレッチャブル樹脂とグラファイト&CNTを組合せ、繰返し伸縮可
伸縮性樹脂とグラファイト&CNTを組合せ、繰返し伸縮にて導電性が維持でき、また、伸縮によって導電抵抗値が変化する導電ペーストを開発しました。 ◎体積抵抗率30Ω・平方cm 長さ2cm、幅3mm、厚み0.2mmで 5kΩ程度 ※.粘度 3~5PS (インクジェット不可、ディスペンサー or スクリーン印刷用です) ※.抵抗変化率は3倍程度、変化係数は未定 ※.現状の最大使用温度は、120℃ ⇒ 抵抗変化型センサー、接触性センサー 等が用途です ●グラファイト系材料を使用するメリット ナノ金属系・カーボンナノチューブ(以下CNT)系・カーボン微粒子系等の導電性インク・ペースト材は 1.高性能化が期待できるが、加工・製造法が高価であり材料価格が安価になり難い。 2.炭素繊維の副産物として大量に生成されるグラファイト系粉末が導電材料になれば安価なペーストが可能である。 3.弊社はグラファイト系繊維に長尺CNTが巻付いた基本構造とする導電性ペーストを開発した。 4.連続的な伸び縮みに対し両者が絡み合った状態で可動することで伸縮性導体機能を維持する。
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基本情報
弊社の導電性ペーストは、カーボンの1種であるグラファイト系の比較的長い繊維状のものと、CNTを添加して構成しています。主要な導電機能はグラファイト系繊維が分担し、CNTは少量で済む特徴があります。 カーボンブラック系のみでは10Ωcmが限界で、CNT系のみでも20Ωcmが限界ですが両者を組み合わせることによって、低抵抗化を実現し、7Ωcm程度を得ています。添加量の工夫で1Ωcmも可能ですが、この場合ペーストと言うより、「味噌」のようになり、密着強度が著しく低下します。 2 布系素材への塗布 導電性ペーストを衣類に塗布し、伸縮性屈曲センサーに応用してみる 布素材の凹凸面に伸縮性下地処理をし、緩やかな平面を作製する 導電性ペーストを保持する薄い膜(25μm程度)を形成する 電極(銅箔テープ)を貼りつける 伸縮性導電ペーストを塗布し、加熱硬化後に、センサーとする。 布素材の屈曲によっても、伸縮性導電ペーストが剥げ落ちない 4 心拍センシング ストレッチャブル導電性ペースト、樹脂シート等に塗付して100℃程度で 硬化することで、伸縮に応答する「伸縮性抵抗変化型センサー」を実現します
価格情報
数量によって価格が変動しますので、お気軽にお問い合わせください
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
~ 1ヶ月
用途/実績例
⇒ 抵抗変化型センサー、接触性センサー 等が用途です
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株式会社ワイ・ドライブは、プリンテッドエレクトロニクス技術を開発・追究する会社です。インクジェット工法、マイクロ・ナノ成型工法、印刷工法による電子デバイスの製作、微細2D・3D印刷配線/構造体製作(数μm以下スケールでの構造体製作)のほか、各種電子回路基板の開発も受託しております。各種画像処理ソフト(カメラ系・3Dセンサー系)、FPGA設計、電子制御系ソフトウェア開発、組込電子機器開発 等も受託しています。