超音波信号プロセッサおよびトランスデューサ・ドライバ『PGA460』
『PGA460』 デバイスは高度に統合されたシステム・オンチップの超音波 トランスデューサ・ドライバおよび信号コンディショナで、高度なDSPコアが 搭載されています。 このデバイスには相補的なローサイド・ドライバ・ペアが搭載されており、 昇圧型変圧器を使用する変圧器ベースのトポロジ、または外付けのハイサイドFETを 使用する直接駆動トポロジでトランスデューサを駆動できます。 このデバイスは、反射されたエコー信号を受信してコンディショニングし、 信頼性の高い物体の検出を行えます。この機能はアナログ・フロントエンド(AFE)を 使用して実現され、これは低ノイズのアンプと、ADCへ信号を供給する後続の プログラム可能な時変ゲイン段から構成されています。 【特長】 ■超音波センシング用の完全に統合されたソリューション ■低ノイズのレシーバ、6ポイントの時変ゲインをプログラム可能 ■エコー・エンベロープ検出用のDSP (BPF、復調)を内蔵 ■12ポイントの時変スレッショルドによる物体検出、2つのプリセット ※詳細はお問い合わせください。
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基本情報
【その他の特長】 ■タイマにより複数のエコー距離と期間を測定 ■内蔵の温度センサ ■時間記録による11mまでの物体検出 ■128バイトのRAMによるエコー記録 ■42バイトのユーザーEEPROMに構成を保存し、高速に初期化 ■1線式の高電圧時間-コマンド・インターフェイス またはUSART非同期インターフェイス ■CMOSレベルUSARTインターフェイス ■センサ診断(減衰周波数および時間、励起電圧)、電源、 およびトランシーバ診断 ※詳細はお問い合わせください。
用途/実績例
【用途】 ■超音波レーダー ■物体の距離と位置の検出 ■存在および近接検出 ■ドローンおよびロボティクスの着地補助および障害物検出 ■人感センサおよびモーション・センサ ※詳細はお問い合わせください。
企業情報
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長兼 CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は、世界を「もっと便利に、健やかに、安全に、環境にやさしく、かつ楽しく」するような新しいエレクトロニクス機器を開発できるよう、お客様を支援し、共に課題解決に取り組んでいます。TI は世界 30 ヶ国以上に製造、設計ならびに販売拠点を展開し、イノベーションを追求し続けています。 TI のアナログ IC と組み込みプロセッシングは、デジタル機器が溢れる社会において、暮らしを見えないところから支えています。 今後益々重要になる環境、エネルギー分野、ヘルスケア、医療機器、セキュリティなどの市場にも積極的に製品や技術を投入しています。 技術お問い合わせ窓口 日本TIプロダクト・インフォメーション・センター 【http://www.tij.co.jp/pic/】