統合サージ保護機能搭載IOリンク・デバイス・トランシーバ 『TIOL111』
『TIOL111』 ファミリのトランシーバには、工業用双方向 ポイント・ツー・ポイント通信向けにIO-Linkインターフェイスを実装。 3線式インターフェイス経由でIO-Linkマスタに接続されている時には、 マスタはリモート・ノードとの通信を開始してデータを交換でき、TIOL111は 通信の物理レイヤとして機能します。 1.2kV(500Ω)のIEC 61000-4-5サージに対する耐性を持ち、逆極性保護機能を 内蔵しています。ピンによりプログラム可能なシンプルなインターフェイスにより、 コントローラの回路と簡単に接続できます。 出力電流制限は外付け抵抗により設定可能。電圧低下、過電流、過温度に 対して、フォルト通知機能と内部保護機能を搭載しています。 【特長】 ■電源電圧:7V~36V ■PNP、NPN、またはIO-Linkとして構成可能な出力 ■IEC 61131-9 COM1、COM2、COM3データレートのサポート ■低残留電圧:250mAで1.75V ■電流制限を50mA~350mAに設定可能 ※詳細はお問い合わせください。
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基本情報
【その他の特長】 ■±65Vの過渡電圧に100μs未満の耐性 ■L+、CQ、L-での55Vまでの逆極性保護 ■L+とCQの内蔵EMC保護 ■誘導性負荷の高速消磁:最大1.5H ■大きな容量性負荷駆動能力 ■CQリーク電流:2μA未満 ■静止電流:1.5mA未満 ■最大電流20mAの内蔵LDOオプション ・TIOL111:LDOなし ・TIOL111-3:3.3V LDO ・TIOL111-5:5V LDO ■過熱警告とサーマル保護 ■リモート・ウェークアップ・インジケータ ■障害インジケータ ■拡張周囲温度範囲:-40℃~+125℃ ■2.5 x 3mmの10ピンVSONパッケージ ※詳細はお問い合わせください。
用途/実績例
【用途】 ■IO-Linkセンサ/アクチュエータ、FA、プロセス・オートメーションなど ※詳細はお問い合わせください。
企業情報
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長兼 CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は、世界を「もっと便利に、健やかに、安全に、環境にやさしく、かつ楽しく」するような新しいエレクトロニクス機器を開発できるよう、お客様を支援し、共に課題解決に取り組んでいます。TI は世界 30 ヶ国以上に製造、設計ならびに販売拠点を展開し、イノベーションを追求し続けています。 TI のアナログ IC と組み込みプロセッシングは、デジタル機器が溢れる社会において、暮らしを見えないところから支えています。 今後益々重要になる環境、エネルギー分野、ヘルスケア、医療機器、セキュリティなどの市場にも積極的に製品や技術を投入しています。 技術お問い合わせ窓口 日本TIプロダクト・インフォメーション・センター 【http://www.tij.co.jp/pic/】