低コストで高い信頼性と驚異の書き換え寿命! WAFを極限まで減らし、SLC並のランダムライト性能で高パフォーマンス、長寿命!
=durabit(TM) - The better MLC = 「WAF」低減対策による高い書換え耐性のストレージ製品です。 NAND Flashメモリのブロック書換え寿命は、SLCタイプで10万回、疑似SLCで2万回、MLCで3千回ですが、NANDストレージでの使用時は、コントローラとファームウェアのデータ管理によりNAND単体での寿命値と異なります。MLC NAND搭載ストレージの寿命課題に対し、ホスト→ストレージ→NANDへの書込みデータ量の比率係数(WAF数:理想値は1)を配慮し、高機能のページベースFTLファームウェア技術を搭載することで、増加するWAFの数値を極限まで抑え、MLCでもSLC並の高い書換え寿命を実現しています。 WAFは書込み増幅率と呼ばれ、NANDフラッシュの仕様やファームウェアの技術、データ管理の構造など 数百の条件が関わり その数値が変化します。 さらにIOPSレートにも影響を受け、WAF値が10の場合、ストレージ内部の消去回数は外部データ量に対して10倍になり、NAND単体での寿命予測に対して10倍速く寿命を迎えてしまうことになります。
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基本情報
WAF低減対策 MLC NAND搭載シリーズ WAF(ライトアンプリフィケーション)は、数値が大きいほどストレージの寿命や性能を低下させます。durabit(TM)は、きおれらの問題を解決し、SLC並の書込み寿命と高いパフォーマン性能を維持するMLCフラッシュメモリ搭載ストレージ製品です。 ■「durabit(TM)」 the better MLC 製品シリーズ * CFastカード :F-60シリーズ (8GB - 240GB) * 2.5インチSSD : X-60シリーズ、X-60pシリーズ(30GB - 960GB) * mSATA SSD : X-60mシリーズ (8GB -480GB) * slimSATA SSD : X-60sシリーズ (30GB - 480GB) * m.2SATA SSD : X-60m2シリーズ (30GB - 960GB) * SDカード : S-45シリーズ (4GB - 128GB) * microSDカード:S-45uシリーズ (4GB - 64GB) ※ 知っておきたい寿命予測(2)(3)もご参照ください。
価格帯
納期
用途/実績例
■オートモーティブ(TS16949認証) - ナビゲーションシステム - ヘッドユニット/ダッシュボード - ドライブレコーダー・ボイスレコーダー - IVIシステム ■産業機器 - モーションコントロール - 計測・測定・観測機器 - 記録計・データロガー - ビルテクノロジー関連機器 - 監視機器 ■ エナジー関連機器 - スマートグリッド - 発電装置(基地局・供給) - 蓄電・伝搬システム - 風量制御装置 ■ヘルスケア - 臨床POCT機器 - 診断・イメージング機器(内視鏡・X線・CT・MRI・超音波) - 医療スマートシステム ■Info機器 - デジタルサイネージ - POS/POI端末 - キオスク端末 - 発券機、自販機 - くじ自動照合機器 ■輸送機器 - 車両制御、監視機器(TCMS) - 料金徴収システム(AFC) - コンベア・リフト制御/監視機器 - エレベーション機器 ■航空・宇宙関連機器 - IFE機器、FMS機器 - 海洋機器 - 防衛・軍事機器、センサーシステム - C4ISR機器
詳細情報
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NANDフラッシュ製品特長 搭載するシステムのアプリケーション、設置環境や書込み回数など、 ストレージ製品の使用環境に合わせたNANDフラッシュの選定や、 必要な製品特性の選定をサポート致します。
企業情報
「そのシステムへ」「その設計へ」。全製品をドイツ・ベルリン工場(Swissbit Germany,AG)で製造し、産業用途に特化した安全環境性能と高い技術水準を備えたSwissbit製品は、搭載するシステムの信頼性向上を約束します。 2001年にスイス・シーメンスから独立したSwissbitは、25年以上にわたる高密度・高集積製品の開発・製造の実績と、確かなエンジニアリング・回路設計・プロセス技術を基盤に、現在ではストレージとセキュリティ製品のグローバルイノベーションリーダーの地位を確立しています。 Swissbitのフラッシュストレージ製品は、高性能化・多機能化が求められるIIoT・M2Mプラットフォームの組込み・産業用システムへ柔軟に対応します。 製造業を中心に産業の高度化実現を目指す「Industry4.0」のコンセプトは、日本のものづくり精神を支える「具体的な課題/問題の解決」から「設計技術の積上げ」を継続的に行う粘り強さを根底に持ち、不具合・故障の解析や原因調査に徹底して向き合い、グローバルな視野と専門技術で更なる品質水準の向上と信頼性向上を目指します。