ジョイントシートの圧縮破壊とは?
ジョイントシートのトラブルはいくつかありますが、事例として一番多い、圧縮破壊に関して説明させて頂きます。 ◆不具合の内容 〇ガスケットの周方向に亀裂が生じ、極端に薄くなっていた。 ◆考えられる要因 〇過剰締付による圧縮破壊 〇フランジの平行度が出ていなかったり、変形等によりガスケットの一部分に過大な荷重が加わった。 〇ペーストが均一に塗られていないことにより、局部的にジョイントシートが滑りやすくなった。 ◆対策 〇ガスケットの許容締付面圧を超えないように締め付ける。 〇片締め、締付け不足、過剰締付けの施工不良によるトラブル。 〇フランジの平行度や変形等を修正する。 〇ペーストを塗る場合は、薄く均一に塗る。
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基本情報
■ノンアスジョイントシートで注意すること 〇初期から十分な力で締付ける 〇昇温後、時間が経過してからの増し締めはしない →ガスケットが熱により硬化し、硬化後の増し締めはガスケットの破断につながる 恐れがある 〇蒸気シールに用いる場合、硬化が起こりやすいので特に注意が必要 →石綿ジョイントシートに比べ、高い締付力が必要であり、寿命も短い
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ガスケットの使用時に漏れが発生する原因は? ~接面漏れ編~
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株式会社ダイコーはガスケット・パッキン及び工業製品の製造販売を行っております。1974年に大阪で創業した会社で、2015年に東京で新工場を設立し、大阪・東京の2拠点で製造販売を展開しています。 ウォータジェット・プロッター・レザー・旋盤・プレス機・印刷機など、加工機の種類も豊富で、あらゆる素材にご対応致します。 ノンアスジョイントシートをはじめ、ゴム・スポンジ・樹脂素材など、多数の材料を在庫しております。オーダー寸法品・小ロットの御注文にも短納期でご対応致します。 特にウォータージェットは国内最大級の4000Wx5800Lの加工範囲を備えており、あらゆる素材を水で切断可能です。 ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。