乳鉢に加熱保温用ジャケットを取付け内蔵ヒーターで加熱しながら撹拌擂潰処理が可能です。
【特長】 ・石川式撹拌擂潰機の特徴そのままに、加熱・冷却環境下で処理が可能 ・加熱保温用に二重釜(ジャケット)を搭載しており、お湯を入れる事で磁器鉢を外側から均一に温め保温しながら撹拌擂潰処理が可能 ・油加熱で磁器鉢(乳鉢)内部をさらなる温度上昇が可能 ・二重釡に冷水を入れたり、外部チラーから冷水を供給、循環させることで、磁器鉢を外側から冷却しながら撹拌擂潰処理をすることが出来る(冷却の場合、ご使用環境により結露などの対策が別途必要となる場合がある) ・オプションでサーモスタットを取付けると内蔵ヒーターの電源をオンオフを制御することで保温が可能 ・加熱環境下で処理できるため、乾燥・濃縮時間が短縮できる ・電源は単相100Vに加え三相200Vでも対応可能です。 【好適使用事例】 ・加熱によりスラリー、ペースト、コロイドを分散、混練しながら濃縮、乾燥処理が同時にできるので、材料を固まらせることなく細かく粉砕。 ・加熱と同時に粉体の粒子を粉砕、解砕をおこなうので、水和物から水分を取り乾燥させることも可能。
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基本情報
【石川式擂潰機の特徴】 以下のような特徴があります。 (1)独自設計により鉢内を均等・均一に撹拌擂潰処理が可能 (2)撹拌・擂潰の同時処理が可能 (3)駆動トルクが高く高粘度体の処理が可能 (4)ボールミル等に比べて処理エネルギーが低く「マイルドな加工」が可能 本製品は、石川式擂潰機の基本性能はそのままで、加熱・冷却をしながら処理ができる製品です。 本製品には下記5機種があります。 サイズ 加工容積 ヒーター ‐16号: 0.4L 0.6kW ‐18号: 1.0L 1.0kW ‐20号: 2.0L 1.0kW ‐22号: 4.0L 1.0kW ‐24号: 7.0L 1.0kW 【導入試験室のご案内】 石川式撹拌擂潰機の機能、性能評価のため実験機を無料でご利用頂けます。またお客様のご希望により撹拌擂潰処理を熟知した弊社スタッフがお客様の実験をサポートいたします。さらに、お客様の処理に最適な石川式撹拌擂潰機の機械選定と撹拌擂潰処理をご提案いたします。ご検討頂く際に是非ご利用下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
・電子部品材料 ・導電性インク、導電性接着剤 ・絶縁材、封止材 ・顔料、釉薬 ・金属(金、銀、銅、カッパー)ペースト ・ガラスペースト ・二次電池 ・カーボンペースト ・リチウム電池材料、全固体電池の電極材 ・カーボンナノチューブの分散 ・セラミックス材料 ・砥石、砥粒、研磨剤 ・食品(味噌、あんこ、スパイス、ごま等) ・医薬品 軟膏 ・薬品・化粧品 ・化学・繊維素材 ・研究・開発用機器・装置 ・大学・研究機関での撹拌、すりつぶし、分散、混練処理に
詳細情報
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(1)16EB号 ・処理容積:0.4L ・装置幅:510mm ・装置奥行き:510mm ・装置高さ:1260mm ・電源:100V 0.2kW ・ヒータ:0.6kW (2)18EB号 ・処理容積:1.0L ・装置幅:510mm ・装置奥行き:510mm ・装置高さ:1380mm ・電源:100V 0.2kW ・ヒータ:1.0kW (3)20EB号 ・処理容積:2.0L ・装置幅:610mm ・装置奥行き:610mm ・装置高さ:1470mm ・電源:100V 0.2kW ・ヒータ:1.0kW (4)22EB号 ・処理容積:4.0L ・装置幅:610mm ・装置奥行き:610mm ・装置高さ:1550mm ・電源:100V 0.4kW ・ヒータ:1.0kW (5)24EB号 ・処理容積:4.0L ・装置幅:610mm ・装置奥行き:610mm ・装置高さ:1550mm ・電源:100V 0.4kW ・ヒータ:1.0kW
カタログ(5)
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弊社は、自動乳鉢の専門メーカーです。自動乳鉢(石川式攪拌擂潰機)の特徴は、独自技術により攪拌・(擂潰)擂り潰し・混合・混錬を一つの装置で同時に行うことができます。以下のような基本性能を有してます。 1.均一で精緻な混合が可能 ・粒度制御をしながら均一な混合ができる 2.粒径の均一化と制御が容易 ・微粉砕しながら、粒径を均一に整えることができる 3.材料の過度な劣化を防ぐ ・機械的なストレスが少ないため(マイルドな処理エネルギー)、過粉砕や化学変化を抑えつつ処理できる ・高エネルギー処理(ボールミルなど)では発熱による反応変化が起こるが、自動乳鉢では温度管理がしやすい 4.少量試作・実験向けに適している ・ボールミルやプラネタリーミキサーは大量の原料が必要 だが、自動乳鉢は最小0.5gの試作が可能 ・プロセスのスケールアップにも対応しやすい(小規模→大規模への適用が容易) 5.スラリー、ペースト、高粘度材料の処理も可能 ・乳棒回転のモータートルクが高いため、高粘度材料でも処理ができる