外釜循環による精密な温度制御と高粘度材料の効率処理
【特長】 • 外釜循環による精密な温度制御と高粘度材料の効率処理電熱ヒーターと外部循環液の温度調整で乳鉢内材料の粘度を最適化。加熱・冷却双方に対応し、処理の安定性と再現性を高める。 • 加熱・冷却による化学反応促進と多様なプロセス適用力 反応速度や物性変化を制御しながら混練・分散を行うことで、研究開発から製造プロセスまで幅広い用途に対応可能 • 粉砕・混合・混練・分散を1台で実現 異なる処理工程を同時並行でこなす、マルチプロセス対応の自動乳鉢。前処理工程の効率化と省力化への貢献 【好適使用事例】 • 樹脂・接着剤の硬化反応速度評価と処方最適化 湯煎による温度制御で加熱・冷却しながら、硬化反応の進行を精密に観察。新規材料の開発や改良を加速し、量産前の最適条件検討に活用 • 高分子スラリーやペーストの温度依存性を踏まえた均質混練・分散試験 粘度変化に応じた温度設定で、材料特性を損なわず均質な分散を実現。エレクトロニクス材料や機能性塗料の研究開発に適合
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基本情報
【石川式擂潰機の特徴】 以下のような特徴があります。 (1)独自設計により鉢内を均等・均一に撹拌擂潰処理が可能 (2)撹拌・擂潰の同時処理が可能 (3)駆動トルクが高く高粘度体の処理が可能 (4)ボールミル等に比べて処理エネルギーが低く「マイルドな加工」が可能 本製品は、石川式擂潰機の基本性能はそのままで、加熱・冷却をしながら処理ができる製品です。 本製品には下記5機種があります。 サイズ 加工容積 ヒーター ‐16号: 0.4L 0.6kW ‐18号: 1.0L 1.0kW ‐20号: 2.0L 1.0kW ‐22号: 4.0L 1.0kW ‐24号: 7.0L 1.0kW 【デモルームのご案内】 石川式撹拌擂潰機の機能、性能評価のため実験機を無料でご利用頂けます。またお客様のご希望により撹拌擂潰処理を熟知した弊社スタッフがお客様の実験をサポートいたします。さらに、お客様の処理に最適な石川式撹拌擂潰機の機械選定と撹拌擂潰処理をご提案いたします。ご検討頂く際に是非ご利用下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
・電子部品材料 ・導電性インク、導電性接着剤 ・絶縁材、封止材 ・顔料、釉薬 ・金属(金、銀、銅、カッパー)ペースト ・ガラスペースト ・二次電池 ・カーボンペースト ・リチウム電池材料、全固体電池の電極材 ・カーボンナノチューブの分散 ・セラミックス材料 ・砥石、砥粒、研磨剤 ・食品(味噌、あんこ、スパイス、ごま等) ・医薬品 軟膏 ・薬品・化粧品 ・化学・繊維素材 ・研究・開発用機器・装置 ・大学・研究機関での撹拌、すりつぶし、分散、混練処理に
詳細情報
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(1)16EB号 ・処理容積:0.4L ・装置幅:510mm ・装置奥行き:510mm ・装置高さ:1260mm ・電源:100V 0.2kW ・ヒータ:0.6kW (2)18EB号 ・処理容積:1.0L ・装置幅:510mm ・装置奥行き:510mm ・装置高さ:1380mm ・電源:100V 0.2kW ・ヒータ:1.0kW (3)20EB号 ・処理容積:2.0L ・装置幅:610mm ・装置奥行き:610mm ・装置高さ:1470mm ・電源:100V 0.2kW ・ヒータ:1.0kW (4)22EB号 ・処理容積:4.0L ・装置幅:610mm ・装置奥行き:610mm ・装置高さ:1550mm ・電源:100V 0.4kW ・ヒータ:1.0kW (5)24EB号 ・処理容積:4.0L ・装置幅:610mm ・装置奥行き:610mm ・装置高さ:1550mm ・電源:100V 0.4kW ・ヒータ:1.0kW
カタログ(4)
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弊社は、自動乳鉢の専門メーカーです。自動乳鉢(石川式攪拌擂潰機)の特徴は、独自技術により攪拌・(擂潰)擂り潰し・混合・混錬を一つの装置で同時に行うことができます。以下のような基本性能を有してます。 1.均一で精緻な混合が可能 ・粒度制御をしながら均一な混合ができる 2.粒径の均一化と制御が容易 ・微粉砕しながら、粒径を均一に整えることができる 3.材料の過度な劣化を防ぐ ・機械的なストレスが少ないため(マイルドな処理エネルギー)、過粉砕や化学変化を抑えつつ処理できる ・高エネルギー処理(ボールミルなど)では発熱による反応変化が起こるが、自動乳鉢では温度管理がしやすい 4.少量試作・実験向けに適している ・ボールミルやプラネタリーミキサーは大量の原料が必要 だが、自動乳鉢は最小0.5gの試作が可能 ・プロセスのスケールアップにも対応しやすい(小規模→大規模への適用が容易) 5.スラリー、ペースト、高粘度材料の処理も可能 ・乳棒回転のモータートルクが高いため、高粘度材料でも処理ができる