粉体、スラリー、ペースト等を加熱/冷却しながら粉砕/解砕、撹拌、混練、混和、分散、濃縮、乾燥、粉末化までの作業をこの一台で対応
【特長】 • 鉢傾斜機能と液体循環温調機能の融合による作業性と処理安定性の両立 傾斜型鉢構造で材料の投入・回収が容易なうえ、ジャケットによる加熱・冷却循環が混練物の物性を安定制御 • 中〜大容量処理に対応した多用途型温調混練装置 20〜150Lの幅広い容量ラインアップで、化学・材料・食品など多様な分野の高粘度材料処理に対応 • 粉砕・混合・混練・分散を1台で実現。 異なる処理工程を同時並行でこなす、マルチプロセス対応の自動乳鉢。前処理工程の効率化と省力化への貢献 • 「手ずり」の精密さを自動化で再現。 高粘度材料や微粒子分散にも対応する、高再現性・高均質性処理の実現。 【好適使用事例】 • 温度管理が必要な高粘度食品原料の大量加工 加熱・冷却を駆使しながら、粘度変化の激しい食品原料(例えばシロップ、ペースト、 ソース類など)を均一に混練。 • 温度制御と効率的材料投入が求められる化学系複合材料のバッチ処理 反応熱のコントロールが必須な樹脂や接着剤、顔料ペースト等の複合材料を、加熱・ 冷却しながら均一に混練。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【石川式擂潰機の特徴】 以下のような特徴があります。 (1)独自設計により鉢内を均等・均一に撹拌擂潰処理が可能 (2)撹拌・擂潰の同時処理が可能 (3)駆動トルクが高く高粘度体の処理が可能 (4)ボールミル等に比べて処理エネルギーが低く「マイルドな加工」が可能 【製品の基本仕様】 型番 加工容積 13A 20L 13AA 60L 13B 100L 13C 150L ・釜が前傾斜するので処理材料の投入や取出す際の作業性が向上します。 ・外部からの熱源を取り入れる二重釜構造となっており釜に投入した擂潰物を加熱・冷却しながら撹拌擂潰処理をすることが出来ます。 ・杵先の形状を変えたり、杵に内蔵されたばねの強さを変える ことで機械の擂潰力や撹拌力の調整が可能です。 ・オプションでインバーター、デジタルタイマー等を取り付けることが可能です。 【導入試験室のご案内】 石川式撹拌擂潰機の機能、性能評価のため実験機を無料でご利用頂けます。お客様の処理に最適な石川式撹拌擂潰機の機械選定と撹拌擂潰処理をご提案いたします。ご検討頂く際に是非ご利用下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
・電子部品材料 ・導電性インク、導電性接着剤 ・絶縁材、封止材 ・顔料、釉薬 ・金属(金、銀、銅、カッパー)ペースト ・ガラスペースト ・カーボンペースト ・リチウム電池材料、全固体電池の電極材 ・カーボンナノチューブの分散 ・セラミックス材料の混合 ・砥石、砥粒、研磨剤 ・フラックス、溶接材 ・ブレーキシュー ・食品(味噌、あんこ、スパイス、ごま等) ・医薬品 軟膏 ・薬品・化粧品 ・化学・繊維素材 ・研究・開発用機器・装置 ・大学・研究機関での撹拌、すりつぶし、分散、混練、混合、混和、濃縮、乾燥、粉末化作業をこの一台で処理可能です。
詳細情報
-
(1)13A ・鉢内径:584mm ・鉢深さ:330mm ・処理容積:20L ・装置幅:1250mm ・装置奥行き:1350mm ・装置高さ:1600mm ・電源:200V 0.75kW (2)13AA ・鉢内径:762mm ・鉢深さ:381mm ・処理容積:60L ・装置幅:1440mm ・装置奥行き:1550mm ・装置高さ:1880mm ・電源:200V 1.5kW (3)13B ・鉢内径:914mm ・鉢深さ:457mm ・処理容積:100L ・装置幅:1700mm ・装置奥行き:1700mm ・装置高さ:2050mm ・電源:200V 1.5kW (2)13C ・鉢内径:1067mm ・鉢深さ:495mm ・処理容積:150L ・装置幅:1930mm ・装置奥行き:1900mm ・装置高さ:2050mm ・電源:200V 2.2kW
カタログ(4)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
弊社は、自動乳鉢の専門メーカーです。自動乳鉢(石川式攪拌擂潰機)の特徴は、独自技術により攪拌・(擂潰)擂り潰し・混合・混錬を一つの装置で同時に行うことができます。以下のような基本性能を有してます。 1.均一で精緻な混合が可能 ・粒度制御をしながら均一な混合ができる 2.粒径の均一化と制御が容易 ・微粉砕しながら、粒径を均一に整えることができる 3.材料の過度な劣化を防ぐ ・機械的なストレスが少ないため(マイルドな処理エネルギー)、過粉砕や化学変化を抑えつつ処理できる ・高エネルギー処理(ボールミルなど)では発熱による反応変化が起こるが、自動乳鉢では温度管理がしやすい 4.少量試作・実験向けに適している ・ボールミルやプラネタリーミキサーは大量の原料が必要 だが、自動乳鉢は最小0.5gの試作が可能 ・プロセスのスケールアップにも対応しやすい(小規模→大規模への適用が容易) 5.スラリー、ペースト、高粘度材料の処理も可能 ・乳棒回転のモータートルクが高いため、高粘度材料でも処理ができる