液体、スラリー、ペースト、コロイド、粉体の撹拌、すり潰し、粉砕、解砕、混練、混合、分散を強力に処理 石川式撹拌擂潰機 基本モデル
【特長】 • 堅牢な自立型構造による安定した連続処理性能 卓上型と同様の処理能力を持ち、設置スペースに制約がある現場でも高い混錬・分散効率を発揮。大型の24号は最大7Lの処理容量を実現 • 1本または2本乳棒による幅広い処理対応力と柔軟性 乳棒1本(101号~16号)から2本(18号~24号)へのラインナップ展開で、多様な材料特性・処理量に対応。 タイマー・回転数変更はオプションで後付け可能。 【好適使用事例】 • 大量サンプルの連続処理や長時間運転を要する材料調整 7L対応の24号を含む幅広い容量ラインナップで、試作から中小規模生産までの一貫した材料混練・分散工程に最適 • 多種多様な材料の混錬・分散に対応する基礎装置としての活用 乳棒1本・2本の構成により、粘度や粒度の異なる各種材料に柔軟に対応。オプションによるタイマー・回転数設定で用途拡大も可能 • 試作材料の微量調整と組成最適化 医薬品、化粧品、セラミックス、電池材料など、研究開発現場での少量試料の粉砕・混合・練り処理による配合検討。
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基本情報
【石川式擂潰機の特徴】 以下のような特徴があります。 (1)独自設計により鉢内を均等・均一に撹拌擂潰処理が可能 (2)撹拌・擂潰の同時処理が可能 (3)駆動トルクが高く高粘度体の処理が可能 (4)ボールミル等に比べて処理エネルギーが低く「マイルドな加工」が可能 【製品の基本仕様】 ●石川式撹拌擂潰機は丈夫で長持ち 壊れにくい構造 ・高粘度材料も力強く安定した処理をします。 *濃縮を促進される場合は加熱冷却対応、真空対応の機械があります。 スラリー、ペースト、粉体、ケーキ等の分散、混練だけでなく濃縮→乾燥→粉末化まで一台で対応 真空型:16ZD, 18ZD 加熱型:16EB, 18EB, 20EB, 22EB, 24EB *卓上型のご用意しております。 D101S, D16S, D18S, D20S, D22S 【導入試験室のご案内】 石川式撹拌擂潰機の機能、性能評価のため実験機を無料でご利用頂けます。またお客様の処理に最適な石川式撹拌擂潰機の機械選定と撹拌擂潰処理をご提案いたします。ご検討頂く際に是非ご利用下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
■液体、スラリー、ペースト、コロイド、粉体、ケーキ等の撹拌、すり潰し(粉砕、解砕)混合、混練、分散。 粉体、粒子の表面処理、薬剤の塗布。メカニカルアロイ、メカノケミカル、メカノフュージョン等の物質の化学反応促進や合金合成にも実績が あります。 ・電子部品材料 ・導電性インク、導電性接着剤 ・絶縁材、封止材 ・顔料、釉薬 ・金属(金、銀、銅、カッパー)ペースト ・ガラスペースト ・二次電池 ・カーボンペースト ・リチウム電池材料、全固体電池の電極材 ・カーボンナノチューブの分散 ・セラミックス材料 ・砥石、砥粒、研磨剤 ・ブレーキシュー ・食品(味噌、あんこ、スパイス、ごま等) ・医薬品 軟膏 ・薬品・化粧品 ・化学・繊維素材 ・研究・開発用機器・装置 ・大学・研究機関での撹拌、すりつぶし、分散、混練処理に。
詳細情報
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【形式】使用容積 電力 ・101号 0.2ℓ 40w ・16号 0.4ℓ 90w ・18号 1.0ℓ 90w ・20号 2.0ℓ 100w ・22号 4.0ℓ 200w ・24号 7.0ℓ 200w ●オプション ・タイマー ・インバーター(杵の回転速度調整)等 ・安全カバーの取付(インターロック機能付き) ・加熱、冷却、真空型への改造も可能です。 ・杵に内蔵したバネ交換で撹拌擂潰力調整 ・杵先の材料変更で混練力、撹拌力強化可能
カタログ(3)
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弊社は、自動乳鉢の専門メーカーです。自動乳鉢(石川式攪拌擂潰機)の特徴は、独自技術により攪拌・(擂潰)擂り潰し・混合・混錬を一つの装置で同時に行うことができます。以下のような基本性能を有してます。 1.均一で精緻な混合が可能 ・粒度制御をしながら均一な混合ができる 2.粒径の均一化と制御が容易 ・微粉砕しながら、粒径を均一に整えることができる 3.材料の過度な劣化を防ぐ ・機械的なストレスが少ないため(マイルドな処理エネルギー)、過粉砕や化学変化を抑えつつ処理できる ・高エネルギー処理(ボールミルなど)では発熱による反応変化が起こるが、自動乳鉢では温度管理がしやすい 4.少量試作・実験向けに適している ・ボールミルやプラネタリーミキサーは大量の原料が必要 だが、自動乳鉢は最小0.5gの試作が可能 ・プロセスのスケールアップにも対応しやすい(小規模→大規模への適用が容易) 5.スラリー、ペースト、高粘度材料の処理も可能 ・乳棒回転のモータートルクが高いため、高粘度材料でも処理ができる