ウレタンゴム製品を打ち抜く刃物のライン停止を防止。打ち抜き刃への薄膜コーティングで、付着トラブルを解決で生産効率アップ
■お悩み ウレタンゴムを製品形状に打ち抜く刃物で、ウレタンゴムの破片が刃物に 付着することで装置が停止してしまうトラブルのご相談を頂きました。 確認すると1ショット目で停止することがあり、製品の生産効率を大きく 低下させる原因になっていました。 ■背景 打ち抜き刃の場合、ウレタンゴムを刃物に付着させない離型性と、刃物を ゴムに押し込んだ際に抵抗なくカットするためのすべり性の両方が必要に なります。 お客様では、離型性とすべり性に優れたフッ素樹脂コーティングを検討さ れ、当社にお問い合わせをいただきました。 ■処理を選ぶ条件 ヒアリングする中で打ち抜き刃では製品形状を維持するため刃先の切れ味 が必要なこと、フッ素樹脂コーティングでは実現が難しいことがわかりま した。 また、お客様での改善策としてシリコーン離型剤によって効果が得られて いることもわかりました。 ■採用コーティング 『MRS-014』 ▼カット工程の刃物改善事例集やお試しセットを無料進呈中!▼
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基本情報
■MRSコーティングで実現できたこと 当社は「MRS-014」をご提案しました。 「MRS-014」は離型性と硬度とすべり性に優れ、非常に薄膜なため、 フッ素樹脂コーティングに比べると刃先の形状変化が少なく切れ味へ の影響が少ないコーティングです。 今回はさらに表面の粗さも調整。よりすべり性に優れた仕様にカスタマイズ することで、硬度の異なるゴムのカットも可能になりました。 現在、カット工程の改善事例やお試しセットを無料進呈中です。
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納期
用途/実績例
吉田SKTではコーティングお試しセットと改善事例を無料進呈中です。
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製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。