mRNA薬の合成で重要なT7 RNAポリメラーゼを効率的に精製するアフィニティークロマトグラフィー充填剤です。
セルファイン フォスフェイトは核酸結合タンパク質と親和性を持つアフィニティークロマトグラフィー担体です。T7 RNAポリメラーゼは核酸結合タンパク質のためセルファイン フォスフェイトで効率的な精製を行うことができます。 T7 RNAポリメラーゼはRNA合成酵素です。鋳型となるDNAからmRNAを 産生する際に用いられます。 近年の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンとして有名になったmRNAワクチンの製造過程において、T7 RNAポリメラーゼがmRNAの合成酵素として用いられています。 セルファイン フォスフェイトおよびセルファインMAX DEAE(弱アニオン交換担体)の2ステップ精製で、T7 RNAポリメラーゼを高純度に精製することができます。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【特徴】 ・ベース担体:球状セルロース粒子 ・リガンド:リン酸エステル基 ・リガンド濃度:0.3 - 0.8meq/ml ・タンパク質吸着量:≧ 20mg/ml-gel (リゾチーム) RNAポリメラーゼなどの核酸結合性タンパク質とアフィニティー吸着します。リン酸基が負に帯電していますので、エンドトキシンなどの負に帯電した不純物を吸着させません。 定置洗浄は0.2M の水酸化ナトリウムを使用することができます。 このため繰り返し使用することができます。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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企業情報
当グループは1906年に曾木電気株式会社を創業し、水力発電によって 生み出される再生可能エネルギーを電気化学分野へ展開、国産窒素肥料を 開発して以来、わが国化学産業界のパイオニアとして、常に社会の発展に 貢献してまいりました。 地球環境と調和したものづくりを行っていくこと、 豊かな暮らしを実現するためにお客様の課題を解決していくこと、 そして、世界で活躍できる優秀な人材を育て、継続的に社会のお役に 立っていくことが当グループの変わらぬ使命です。