複数種類のAI学習モデルを同時に処理
■1台のファンレス筐体に2基の『Hailo-8 AIプロセッサ』を搭載■ 『AT-IPCFG004』は、産業向けの高性能AIチップを2基搭載し、エリア認識と物体認識、物体認識と姿勢推定など、種類の違う学習モデルを入力ソースに対して同時に適用することで、AIの推論機能を拡張することができる、耐環境性能に優れた産業用コンピュータです。 ■Hailoの高性能AIチップを2基搭載、マルチAIアルゴリズムに対応■ AIのディープラーニングでは、画像、音声、時系列など『扱うデータソースの種類』や、分類、深度推定、物体認識、顔の検出、姿勢の推定など、そのデータソースで何を学習させたいか『分析の用途』に応じて、都度、適したアルゴリズムを選択して適用します。 一般的に、エッジ推論では、一つの画像ソースに対して一つの学習モデルが実行されます。 AT-IPCFG004では、複数のHailo-8を搭載することで、ソースに対して『複数のアルゴリズムを同時に適用する』ことが可能となりました。
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基本情報
■HailoのAIチップ『Hailo-8 AI プロセッサ』とは■ Hailo-8は、Hailo社により開発されたAI処理に特化したチップです。AIチップのなかでも産業用途に好適な以下の特徴を持っています。 特徴1)高い電力効率でのAI処理!電力効率3TOPS/W 特徴2)高い耐環境性能!チップ単体でー40℃~85℃ 特徴3)長期供給を予定!チップ単体で最長10年を予定 ※チップのSDKは無償でお試しいただけます。 <詳しい情報はこちらご参照下さい> https://www.analogtech.co.jp/products-AI-Chip/ ■■優れた拡張とカスタム性能■■ AT-IPCFG004は、小型で優れた放熱設計のファンレス筐体を採用し、耐環境性能に優れ、ラック立架が難しい現場にも導入可能です。 産業用システムで要求されるRS232/422/485、DIOの汎用インターフェースがオプションで用意されており、ユニバーサルI/OによるPoEや10GbEの拡張、産業用SSDなど産業用グレードへのパーツに組替えが可能です。
価格帯
納期
用途/実績例
◎安全監視 作業員の危険区域への侵入、通常と異なるパターンでの作業員の行動監視など、様々な施設での安全を監視。危険レベルに応じてPLCと連動、ランプやブザー鳴動、扉の施錠など、機械制御と連動。 ◎建設・測量 工事現場での危険エリアへの侵入検知。画像AIによる建設機械の制御やアシスト。作業員の負荷軽減と事故防止に画像AIを活用。屋外での実装が前提とされる環境への画像AIと、フィードバックをダイレクトに機械にかけるための制御を接続します。 ◎農業・酪農 農業の省力化や能率化に向けた農業機械のロボット化。車載、ドローンといった屋外環境での組込み、実装が前提とされる環境への画像AIの実装と、フィードバックをダイレクトに機械にかけるための制御を接続します。 ◎車両ロボット 自動運転技術を活用した車両やバス、物流ロボットや無人フォークリフトなど、さまざまな車両のロボット化。また、荷物や乗客の乗り降りなど、車両利用者のアシストに向けた画像AIの活用など。 ◎エッジコンピューティング 機械制御とクラウドの接続。機械制御や医療データなど、エッジで実行したリアルタイム処理後はクラウドへ集約。
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1994年に設立。長年培ってきたエレクトロニクス技術の知識と海外メーカーとの強い技術インターフェースをベースに、最適な産業向けコンピュータ及び周辺機器を提供いたします。 創業から25年を越える豊富な導入実績、要求の厳しい国内大手メーカーへの納入実績と共に、様々な産業用コンピュータを、小ロットからの受注生産、長期安定供給、要件や課題に応じたカスタムやOEMなど、お客様のニーズに、きめ細やかに対応できるのが当社の強みです。 アナログ・テックは、「人」と「モノ」を繋げる技術を以って、サイバー(デジタル)とフィジカル(アナログ)を高度に融合する領域のプロフェッショナルとして存在し、お客様と共Society5.0の実現を通じて経済発展と社会課題の解決に寄与してまいります。