生分解性プラスチックの離形性高め、成形トラブルを改善するための表面処理事例をご紹介します。
■お悩み 生分解性プラスチックが通常のプラスチックと成形性が異なるため、試作品で離形性が悪く成形トラブルが発生した。 ■背景 今回成形する材料での表面処理採用の実績が無く、適切な表面処理が分からないためご相談をいただきました。 ■採用されたコーティング バイコートエクシード NYK-2000E ■採用の経緯と効果 吉田SKTでは成型金型の離形に適したサンプル集をご用意し、実際のプラスチックで離形性を確認していただきました。結果が良好なNYK-2000Eを試作金型に加工し、数か月間問題なくご使用いただいております。 ※詳しい表面処理資料はPDFでダウンロード頂けます。
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基本情報
『バイコート(R)』は、無機材料の表面処理技術と有機材料の表面処理技術 を組み合わせることにより、"潤滑+離型+耐摩耗"という理想的な機能を 達成したシステムです。 射出金型などの過酷な使用部位にも耐え、たしかな潤滑性、離型性をも たらします。 また、加工寸法精度が優れているため、ミクロン単位の寸法精度が要求 される箇所にも適しています。 【特長】 ■驚異の耐久性 ■高硬度で傷がつきにくい ■優れた耐摩耗性 ■優れた非粘着・離型性 ■ミクロン単位の?法精度が求められる?型にも安?して採? ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
【用途】 ■ゴムの射出成形金型 ■寸法精度を必要とする金型離型用 ■耐摩耗と滑りを必要とされる部品 ■耐摩耗と非粘着性を必要とされる部品 ■粘着剤および粘着物の離型など
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製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。